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【試合評】ただいま再生回数9万超え。華麗に魅せた辰己涼介2補殺~4/21●楽天1-4ソフトバンク

走塁巧者の足を封じた辰己の2補殺

3回に重たい先制の3失点を喫した後は、馬なりに敗れたソフトバンク5回戦。淡々と試合が進むなか、楽天側で強烈な存在感を放ったのが、センターを守る辰己だった。

この日はスローイングの精度が抜群。2個の補殺を披露した。

1つめは3点を追う4回だった。もはや1点たりとも許されない戦況で、左中間に弾き返した先頭・松田が一気に2塁を狙ったシーンである。

左中間セブンイレブンゾーンで素早くまわりこみ処理した辰己は、2塁めがけて低弾道の鋭い返球を繰り出し、みごとに松田を刺すことに成功した。

2つめは7回である。先発・則本がピンチを作り、二番手・福山が救援に急行。しかしグラシアルに4点目のタイムリーを打たれ、なおも2死2,1塁で栗原にも中前適時打コースを弾き返された場面だった。

ピッチャー返しの打球はフィールディングに長けた福山が逆シングルで取りに行ったが及ばず、ショート右のわずか先をしぶとく中前へ抜ける当たりだった。これを果敢に前進チャージ処理した辰己が本塁へレーザービームを発動。2塁からホームを狙ってきた柳田をクロスプレーの末にアウトにしてみせた。

この一連の補殺劇は、パリーグTVのYoutubeチャンネルで紹介され、現在9万超えの再生回数を記録。

「辰己のプレーで何点分失点を防いでるんだ。これぞプロの守備やな」
「こんなスーパープレーしたのにドヤ顔せず笑顔もせずに感情無の表情なの好き」

と話題を集めている。

幻の本塁クロスプレー

じつは幻の補殺もあった。3回1死2,1塁、グラシアルの先制打だ。

このときも辰己は本塁突入する二走を刺すべく好返球を繰り出した。しかし太田が・・・(続く)

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