「へええ!」「想像以上!」「難攻不落ですね」 全体87番目85位指名。下位から『成功物語』を紡いだ、楽天・高梨雄平の圧巻・超絶・無双の戦績とは

こんにちは。@eagleshibakawaです。
信州上田在住の野球好き、郷里の英雄・真田幸村の「赤備え」がクリムゾンレッドに見える、楽天イーグルスのファンです。

楽天の2017年は、去る日曜日のCSファイナルステージ第5戦で終わりました。
世間はこれからオフシーズンに入ります。
しかし、このnoteでは今季総括や来季展望など、季節が冬に向かっても、楽天のことを熱く語り尽くしきたいと思います!

その第1弾として、左のセットアッパーとして活躍した高梨雄平投手にクローズアップしたいと思います。


「良く投げたよね!」

ドラフト9位・高梨投手のプロ1年目の活躍は、本当にその一言になりました。

46登板は、西宮悠介投手が2014年に作った『新人投手最多登板の球団記録』に並ぶ活躍になっています。

同じ46登板ですが、実はこれ、中身が全く違う。
西宮投手は2ホールドという数字が証明するように、勝利に結びついた接戦時の登板が少なく、2点差以内での登板が46試合中17試合にとどまりました。
一方、高梨投手は30試合が2点差以内でのマウンドになっています。

さらに言えば、ここにクライマックスシリーズの7試合が加わりますから、合計53登板、ちょうど背番号と同じ数を記録するという、球団史上まさに前例のない新人の活躍劇でした。

前例がない「量」での活躍になりましたが、「質」も前例のない好成績です。

西武の源田選手がいなければ、恐らく2017年パリーグ新人王に輝いたはず。
46試合、対戦した打者183人、43回2/3に投げて防御率1.03、1勝0敗14ホールド、被打率.194、WHIP1.10、奪三振打率9.89、与四球率3.50(※)、被本塁打率0.41、どの数字を取っても、文句ございません。

(※・・・与四球率も、投球フォームを変えて6月7日に再昇格した後は、38回2/3で与四球11で、2.56という優れた数字です)

CS7試合の戦績は、4回1/3、打者15人、球数60、被安打0、奪三振4、与四球3、与死球0、失点0、自責点0、結局、1本のヒットも許さずに締めました。

プロ初登板の4月2日オリックス戦で「全く緊張しなかった」と本人が述懐したように、10月9日日本ハム戦の7回1死満塁、大谷翔平NPB最終打席でも動じず腕を振って見三振に斬ったように、まるで何年も前から1軍主戦級として活躍しているかのような頼もしい雰囲気と安定感が、高梨投手にはありました。

決して左のワンポイントに終わることなく、右打者とも対峙できた点もチームにとっては収穫でした。
被打率は左打者.133に対し、右は.260とやや打たれているのですが、6月7日の再登録後は右打者も.232と良く抑えました。

さて、そんな高梨投手のルーキーイヤーでしたが、

さらに!もっと!!これをご覧頂いている読者の皆さんの予想の遥か上をいく!!!『高梨無双』『超絶凄すぎな戦績』がありますので、本稿でご紹介したいと思います。

これ、とにかく必見になっています!
楽天ファンの皆さんには是非ですが、なかでも高梨投手ファンの方には是非是非お知らせしたい戦績です。

「へええ、やっぱり!」
「おお...凄すぎるよ...」
「マジすか!!!」
「難攻不落ですね」
「そうは思っていたけど、それ以上とは!」

そんな皆さんの声が、聞こえてくる数字です。
そして、これこそ高梨投手の特徴を良く表す成績だと思っています。

それでは、ご紹介しましょう!

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