【試合評】一歩も譲らなかった2020年最多勝右腕対決!~4/9△楽天1-1ソフトバンク

若鷹軍団の主軸を12打数ノーヒットに

昨年は実現しなかった2020年最多勝右腕どうしの投げ合い。

気温8度と冷え込むなか、涌井8回1失点、石川7回1失点、互いに一歩も譲らず。今季の楽天戦で両軍先発がともにHQSを記録する初めての投手戦になった。

両軍の安打数はともに7本。合計14本全てシングルヒットだったのも印象的だった。

◎涌井秀章 球種別の投球結果

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そのなか、涌井の調子はイマイチに見えた。

ストレートの平均球速は141.6キロ。
昨年143.8キロから比べて2.2キロ減だった。

全体に占める安全球の割合。
ここで言う安全球とは、見逃しストライク、空振りのこと。

カウント構築を円滑に進めるための原動力になるこの数値が16.4%しかなかった。とくに奪った空振りは、4回先頭グラシアルから記録した2球のみにとどまった。

2019年以降 安全球の割合が20%未満だった楽天先発投手の防御率は7.72。
このことを考えると、もっと失点していても不思議ではなかった。

実際、初回を始め・・・(続く)

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