見出し画像

【試合評】「王者の戦い」を思い出したロッテ16回戦~8月22日楽天○6-2ロッテ

思い出した「王者の戦い」

千葉の夜空の下、楽天は前半戦にみせた「王者の戦い」をようやく思い出したロッテ16回戦になった。

4点差以上をつけての勝利は、8月12日オリックス戦(○E7-0Bs)以来。
信頼関係を互いに取り戻した投打が、理想のかみ合わせで連敗を6で止めた。

打線は今シーズン46度目の二ケタ、15安打。
ウィーラーが約1ヵ月ぶりの3安打を放つと、ペゲーロ、アマダー、島内、聖澤が2安打、枡田に1本出れば先発全員安打という快音祭りになった。

投げては、高卒ドラ1右腕の好投だ。
藤平が今季3度目の先発で5回を散発2安打に抑えての零封投球。
規格外のピッチングをみせた1年前の夏を彷彿とさせる、ロッテ打線を圧倒する力強さ溢れる98球で、高卒新人1番乗りのプロ初勝利を飾った。

これでチーム成績は2位、104試合64勝39敗1分の勝率.621。
貯金を25に戻した。

ゲーム差は1位・ソフトバンクと6.5、3位・西武と2.5、4位・オリックスと17.0、5位・日本ハムと28.5、6位・ロッテと33.0としている。

両軍のスタメン

楽天=1番・茂木(遊)、2番・ペゲーロ(右)、3番・ウィーラー(三)、4番・アマダー(指)、5番・銀次(二)、6番・島内(中)、7番・聖澤(左)、8番・枡田(一)、9番・嶋(捕)、先発・藤平(右投)

ロッテ=1番・加藤(左)、2番・荻野(中)、3番・鈴木(二)、4番・ペーニャ(指)、5番・角中(右)、6番・中村(三)、7番・福浦(一)、8番・田村(捕)、9番・三木(遊)、先発・石川(右投)

「勝利の機運」を運んだ島内宏明12号ソロ

楽天は2回に先制すると、3回と5回には中押し、7回にはダメ押しと得点を積み重ねた。

6連敗中1度も先手を取ることができなかった楽天が2回、島内の一振りで7試合ぶりの先制点を挙げた。

見事な槍働きだった。

※ここから先は有料エリアでお楽しみください。
本稿は単品でも購入可能ですが、おすすめはこちらのマガジン!
11月末日まで50本以上を所収し、150円の1記事が60円とお得!
『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記〔2017後半戦〕』

まぐまぐメルマガでもお届け中。ご登録はこちらから

ここから先は

2,488字 / 3画像
この記事のみ ¥ 150
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。