【試合観戦記】 4/19楽天4-5西武: 決定的な一夜になったかもしれない

久しぶりのヤケ酒

初回の攻防を終えた後、視聴していたパリーグTVのブラウザをいっそのこと閉じようか・・・
そんな衝動に駆られた今季初のやるせない敗戦ゲームになった。

なんとか最後まで2時間45分の戦いを見届けた後、どっと押し寄せてきたのは疲労感。
自宅のブラウザで視聴しているだけの僕がこれだから、現地観戦ファンの徒労感はいかばかりか。

冷蔵庫を開けたら、家族が買ってきたと思われる黒YEBISUの缶ビールがあった。
家人に確認をとらずプッシュ!とプルタブを開けて、久しぶりにやけ酒を胃に流し込む。そんな一夜だった。

不発に終わった辰己の奇襲攻撃

8回表に岡島豪郎が甲斐野央から1号3ランを放ち、1点差に肉薄した8回裏、ベンチから二番手・渡辺翔太を送り出したときは、期待感が募った。

リリーフだけではやくも通算9勝をあげている完全侍の御利益にあやかりたかったところだったが、翌9回表は西武新外国人アブレイユの前に三者凡退でゲームセット。

しかし、先頭・辰己涼介が仕掛けたセーフティバント奇襲攻撃はアイデア自体は良かった。

投手のすぐ右という飛んだコースに恵まれず、あっさり処理されてしまったが、投手の右を抜けてファースト前方付近に転がってくれたら、おもしろかったと思う。アギラーは守備の評判も良いけど、投手も一塁手も外国人。何かコトが起きる可能性もあった。

今井達也は楽天戦11連勝。

今週は6連戦の週頭、天敵・田嶋大樹を降して幸先良いスタートになったはず。
週末は7連敗中で、松井稼頭央監督と平石洋介ヘッドコーチの間にすきま風も吹き始めたとも言われるライオンズとの3連戦。ここで一気に借金完済だ!と期待していたのに、これで今週の借金完済シナリオはなくなってしまった。

チーム防御率は3.89と12球団最下位。3点台後半は楽天だけなのだ。
昨年は3.52だった。昨年以上の超・投高打低の今シーズンなのに3.89と逆に悪化しているところが気がかりである。

これで開幕18試合を終えて、イーグルスは首位とのゲーム差は5.5へ。
ちなみに昨年の同じ18試合終了時は4.5差だった。

試合展開

楽天=1番・小郷(右)、2番・村林(遊)、3番・浅村(三)、4番・島内(指)、5番・岡島(左)、6番・鈴木大(一)、7番・辰己(中)、8番・太田(捕)、9番・茂木(二)、先発・早川(左投)

西武=1番・長谷川(中)、2番・岸(左)、3番・外崎(二)、4番・アギラー(一)、5番・中村(指)、6番・佐藤(三)、7番・山村(右)、8番・古賀(捕)、9番・源田(遊)、先発・今井(右投)

両軍のスタメン

決定的な一夜になったかもしれない

それにしても、開幕18試合目にして・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2024』でどうぞ。

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