激震に揺れる楽天の令和元年オフ。わずか1年で瓦解した石井=平石体制と三木新監督に思うこと

両者決別、激震のオフシーズン

楽天の令和元年オフが「激震」に揺れている。

石井一久GMが常勝軍団作りへ強い覚悟を示す一方、球界最年少指揮官としてチームを3位に導いた平石洋介監督は退団へ。昨年チームの再建を託された両者は、わずか1年で袂を分かつ結果になった。

個人的には2020年も石井=平石体制を見たかった。「日本一の東北へ」を成就させるには、1年はあまりにも短すぎる。最低2年は見て判断したいという思いが僕の基本線なのだ。

しかし、両者の思想が完全に隔たり、それぞれの主張が理解できる今、人事権の差配を任された石井GMが平石監督との1年契約を更新しなかった判断は、仕方なかったと思うし、そうせざるをえなかったのかもしれない。

石井GMの思いは、秋季練習初日にナインの前で檄を飛ばした「3位になれたのか、3位にしかなれなかったのか。僕の中ではBクラス」発言に集約される。

画像5

3位にしかなれなかった平石楽天

確かに今年は楽天が悲願を目指すには、、、、

※ここから先は読者登録してくださったあなたへ!
後半戦も楽天の試合評/コラムをnoteに綴ります!
購読はnoteマガジン『Shibakawaの犬鷲観戦記【2019後半戦】』がオススメ! 11/30まで所収、1日約18円であなたの野球観広がります!
登録初月無料のまぐまぐメルマガでも同内容を配信中!

ここから先は

4,718字 / 6画像
この記事のみ ¥ 200

読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。