【2019惜別】戸村健次 ── ぼくらの心を動かした「必死の泥臭さ」

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来季から打撃投手へ

2010年~2019年。テン年代と重なる現役生活になった。

2010年4/21、全面改修を終えた桜の郡山開成山。そのこけら落としでプロ初登板の土を踏んだ戸村は、楽天を含む6球団が菊池雄星に競合した2009年ドラフトの外れ1位だった。

通算成績は107試合378.1回、防御率4.35、17勝25敗。来季からチームの打撃投手に転身する。

泥臭く生き抜いたプロ10年

「みなさまの支えにはついに応えることはできませんでした」。ファン感謝祭の引退セレモニーで悔しさもにじませた戸村だが、『こういう道もあることを僕らに示した良い例』になった。

「岩隈2世」と騒がれた入団当時の期待感からすれば、確かに物足りない。毎年のように被安打が投球回を上回るため、、、

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