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【試合評】左サイド一年生の好活躍~4/3○楽天3-2オリックス

左サイド一年生の好活躍

楽天側に動揺が走ったのは、3-2と1点リードで迎えた終盤8回だった。

イーグルスのマウンドは5番手の酒居が登板。

移籍1年目の去年は開幕から最終戦まで完走し、牧田、ブセニッツとともにブルペンを支え、今年も要所で好投を続けていた血液型A型の右腕が、負傷降板を余儀なくされた。

負傷箇所は右脇腹だ。

石井監督が言うには「脇腹より少し上の広背筋。筋肉の厚いところ」だという。昨季パ首位打者が弾き返した痛烈ライナーが直撃し、ベンチに下がった背番号28は再び戻ってくることができなった。

このアクシデントを受けて、渡邉佑が緊急登板。

年明けに巨人・高梨が主宰する変則左腕自主トレに参加。2月キャンプでアピールに成功し、3/1に支配下復帰を果たした大卒4年目が、チームの危機を大いに救った。

出ていって、いきなりジョーンズに死球。代打・大城のバントで、一打出れば逆転の1死3,2塁ピンチを作られたときは、ヒヤヒヤ。
しかし、マウンド上の“なべ”は全集中していた。

中川圭を投ゴに退け、三走を三本間に挟んで2アウト。昨年楽天戦で打率.378を許した安達を空三振と、鮮やかな火消しを展開してみせた。

右打者に入ってくる球、逃げていく球。
この対を巧みに使い分け・・・(続く)

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