【楽天名鑑2021】 黒川史陽 澤野聖悠 入江大樹 ルスネイ･カスティーヨ 下水流昂 岡島豪郎 島内宏明 岩見雅紀
《企画趣旨》2016年にnoteで『東北は日の出を待っている』と銘打ち、選手名鑑作りを試みたことがありました。あれから5年、今年もチャレンジしてみようと思い、始めたのが当企画です。
※主要選手は400字、その他の選手は200字で寸評を作成します。
※年度別成績のリンク先はBaseball Labさんです。
●黒川史陽
将来のスター候補。プロ初出場･初スタメンを飾った9/4○E4-3Bでプロ初打席･初打点。無死満塁で山岡泰輔から犠飛を放ち、師匠･浅村とお立ち台に登壇した。
2軍では10/28○E7-0Gにイースタン優勝を決めるV弾などOPS.754。この値はリーグ平均.720を上回り、2軍で10打席以上立った12球団高卒新人23選手中1位だった。
今季は対外戦好調で打率.359(3/7現在)。外国人の合流にめどが立たないため、球団史上初の高卒2年目開幕スタメンに期待高まっている。
●澤野聖悠
誉高が初の甲子園を戦ったときの3番･遊撃手。高卒1年目は2軍4試合のみ、主戦場は練習試合と秋季教育リーグだった。
『野球太郎』は「俊足、強肩に加えフットワークの身軽さが光る。打撃にはスケール感がある」と評するが、宮崎では打率.171、三振率42.9%、三遊で失策6と課題は明らか。
全階層15安打のうち左安1本だけとヒットコースも限定的だ。
「打席を楽しみにしてもらえる打者」をめざし、今季の目標は2軍で打率.280、10盗塁。
●入江大樹
宮越スカウトから長打力を評価されている大型内野手。
大阪府堺市出身。福泉中学時代は筒香嘉智や森友哉を輩出した堺ビッグボーイズに在籍。
仙台育英高では独自のメソッドで高校野球に新風を吹き込む須江航監督の一期生にあたり、1年秋から正遊撃手を務める。
2年夏に甲子園へ出場し、4番を張った同年秋の神宮大会では左翼席中段へ3ランを放ち、関係者の耳目を集めた。
今年1月左肩手術し、現在リハビリ中。好きな音楽はラップ。
●カスティーヨ
楽天では2016年途中に在籍したペレス以来、2人目のキューバ人選手。
2014年にボストンレッドソックスと7年総額7250万ドル(約77億円)の巨額契約を結んだが、ぜいたく税を回避したいチーム事情なども重なり、MLB通算99試合337打席でOPS.679、7本塁打に終わった。
3AのOPSは2017年から･･･(続く)
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