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【試合評】2年ごしの伏線を回収した意義あるドローゲーム~4/14△楽天2-2ロッテ

開幕17戦で2度の負け戦を引き分けに

開幕17試合で負け戦を2度ドローに持ち込むことのできた意味は大きい。

対戦成績2勝2敗で迎えたロッテ5回戦も敗色濃厚だった。

初回に両軍が犠飛で1点ずつを分け合った戦況は、7回に二番手・宋家豪が勝ち越しを許してしまう。下位打線にチャンスメイクされ、3番・中村奨の懐を攻めきれずタイムリーを弾き返されたのだ。

9回裏、マウンド上は鴎の守護神・益田だった。
キャリア通算防御率2.92の右腕は、仙台で投げると4.97。(本戦終了時で5.13)

そういう意味で僕は楽天の反撃を期待していた。
しかし、一般的にみれば、どうみても負けゲームだ。

ところが、ここから引き分けに持ち込んだ。

先頭の4番・浅村の右中二、5番・辰己の右安で無死3,1塁を演出。
1死後、7番・鈴木大の右翼塀際まで飛ばした右犠飛で2-2に追いついた。

右中間セブンイレブンゾーン右横でまわりこみ処理したセンター和田の補球体勢がぎこちなくなったのを見逃さず、一気に2塁を陥れた主砲の好走塁も素晴らしかった。

益田の勝負球にくらいつき1,2塁間をしぶとく割った辰己の巧打も良し。1死3,1塁で一走・辰己に2塁を狙わせることで、右足死球後は打率.087だった鈴木大から積極性を引き出したベンチの采配にも唸らされた。

(2回無死1塁の鈴木大1打席目でも1塁走者・横尾に何度もスタートを切らせるなど、石井監督も鈴木大の立ち直りに腐心している)

前年からの伏線

そのなかでも僕の目を引いたのは・・・(続く)

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