【検証】本塁打激減した楽天生命パークの怪。「球場外」にあった予想外の事情

楽天生命パークの怪

今年、楽天生命パークの本塁打パークファクターが激減しているのをご存じだろうか。

パークファクターとは球場ごとの特性を数値化したもの。計算式は『プロ野球オール写真選手名鑑』などに譲るが、この数値が1を超えれば当該事象が多く、下回れば少ない球場と判断される。打者有利球場か、投手有利球場かを確認するのに便利なスタッツになっている。

そのパークファクターが、楽パで異変を示している。
複数項目で減少が確認されるなか、とくに大幅減を示しているのが本塁打パークファクターなのだ。

◎楽天生命パークの本塁打パークファクター
2015年 0.99
2016年 1.24
2017年 1.06
2018年 1.03
2019年 0.92
2020年 1.13
2021年 0.66

例年1.00前後で推移してきたが、今シーズンだけ0.66と異様に外れた数字になっている。

つまり、今季の楽天生命パークはバンテリンドームと並んでホームランの出にくい球場だったということになる。(バンデリンドームの値は0.58)

前年比62%の大幅減

いったいぜんたい、これはどういうことなんだろう?
好奇心に駆られた僕は、さっそく本塁打と被本塁打の・・・(続く)

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