【試合評】田中マー君、首をかしげる~2/27○楽天5-1ヤクルト
田中将大ストライク率59.5%
今回もマウンド上で首をかしげる田中将の姿があった。
予定の3回を1失点にまとめてベンチに引き上げた後、石井監督と会話を交わす間もマー君は首をひねっていた。
◎田中将大 試合別 投手成績
おそらく納得のいく球が、まだまだ少ないのだろう。
それもそのはず、ストライク率は前回66.7%を下まわる59.5%の低さだった。
目立つのは逆球、抜け球の類だ。
この日は当方計測で速球22球、変化球20球を投げたマー君。
変化球にバットを出してもらえない場面も目立ち、2四球はいずれも追い込んでからの誘い球を複数見切られてフルカウントから出したもの。
そのあたりも今後の継続課題になるが、僕が最も気になったのは速球のコマンドである。
速球が狙い通りのコースに到達したのは22球で11球。半分程度の精度にとどまった。(左打者13球で6球、右打者9球で5球)
二番手で2回無失点に抑えた則本は速球13球で12球が狙ったコースに到達していたことと比べると、明らかに物足りなかった。
最速は当方確認限りでは149キロを計測。
しかし、投げ切った速球は少なく、若手主体のスワローズ打線にも弾き返されてしまう。
その象徴的シーンが初回にあった。
左打ちの1番・山崎に許した1,2塁間突破の右安だ。
結果球は外角速球。左打者にとって最も・・・(続く)
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