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【戦評】3ヵ月遅れの開幕。三木楽天、初陣で快勝の白星発進!~6/19○楽天9-1オリックス

「野球の夢」を取り戻すコロナ禍との戦い

政府が求めてきた県境をまたぐ移動自粛の制限が全面解除になったこの日、プロ野球が3ヵ月遅れで開幕。
ウィズ・コロナのなか「野球の夢」「プロの誇り」を取り戻していく12球団の新たな挑戦が始まった。

敵地で開幕を迎えた楽天は9-1の快勝。

7回1安打無失点に抑えたエースの好投NPB史上303人目の通算1000安打が決勝打になった新戦力の躍動を中心に、ナインが先発全員出塁の13安打4四球と躍動、三木監督の初陣を白星でお祝いした。

開幕6カードはロースコアが目立ったが、楽天の9得点は中日と並ぶ12球団最多タイ得点に。イーグルスが一発なしで9得点以上を記録したのは、昨年5/1ソフトバンク戦(○E9-0H)以来になった。

一方、オリックスは開幕9連敗。

メジャー通算282発のジョーンズを獲得して臨む「変革の年」だが、その初戦はAJの緩慢守備も目立つゲームになってしまった。(8回1死満塁の右犠飛、AJが弱肩と知るやいなや、抜け目なく2塁を陥れた小郷の好走塁が光った)

◎両軍のスタメン

楽天=1番・茂木(遊)、2番・鈴木(三)、3番・ブラッシュ(指)、4番・浅村(二)、5番・島内(左)、6番・ロメロ(右)、7番・銀次(一)、8番・太田(捕)、9番・辰己(中)、先発・則本右投)

オリックス=1番・T-岡田(一)、2番・ロドリゲス(指)、3番・吉田正(左)、4番・ジョーンズ(右)、5番・中川(三)、6番・大城(二)、7番・若月(捕)、8番・安達(遊)、9番・後藤(中)、先発・山岡(右投)

◎試合展開

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則本快投vs山岡粘投のHQS合戦に

通算4度目になった則本vs山岡のマッチアップは投手戦へ。
両投手ともにハイクオリティスタートを記録し、ゲームは7回終了時に1-1の展開だった。

嫌な雰囲気を感じていたのは、楽天サイドだったと思う。

則本は失点した3回以外は三者凡退の快投。セットポジションから丁寧に投げ、許したヒットは連携ミスで生じたバント安打の1本のみ。
一方、山岡は鉄平コーチの談話にもあったようにストライクとボールがハッキリし、本調子ではないように見受けられた。

昨年楽天の前に幾度ともなく立ちはだかった小さな右腕を相手に、楽天打線は合計4イニングで先頭打者の出塁に成功。

しかし4回と6回はゲッツーで逸機、5回は・・・

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