高卒3年目成長の兆しか?注目したいファーム若鷲の守備指標
現在イースタン3位の若鷲
1軍に先駆けて10日近く先に開幕開幕した2軍イースタン。
現在、各球団20試合弱を消化し、若鷲は3位の好位置につけている。
開幕直後は天候に恵まれず雨で試合が流れたりノーゲームに終わるケースが目立っていた楽天2軍。そこから一進一退の星取りが続いたが、潮目が変わったのは先週火曜日のこと。
和田恋の決勝2ランで延長戦を制した4/11○E5-3Lを起点に現在4連勝。チームの順位も7位から一気に3位まで上がってきた。
今年20歳の大型内野手に注目
そのなか、今回注目したい若鷲がいる。
仙台育英高から2020年ドラフト5位。
高卒3年目で今年20歳を迎える入江大樹だ。
今年は2月キャンプ1軍スタート。
沖縄へ向かうチャーター便では隣の席が1コ上の武藤だった。
ファームの打撃成績は49打席に立ち、打率/出塁率/長打率は.178/.229/.222。
OPS.451は昨年の.655を下回っており、バットではスロースタートの3年目になってしまった。
いろいろと試行錯誤しているのだろう。
満塁からの2点ツーベースを放った4/2ヤクルト戦では、ややオープンスタンス気味ですっくと屹立するスタイル。バットは極端に寝かしていた。全盛期の鉄平みたいに。この打撃フォームは昨年終盤のものとほぼ同じだった。
しかし、日曜日の4/16ロッテ戦では打撃フォームが変わっていた。バットを立て膝は曲げて構える、いわゆるオーソドックスなかたちだった。
49打席の打撃成績を分解してみると、対戦投手の力量で明暗くっきり分かれていることが確認できる。
(昨年終了時点で)1軍で0.1回でも投げたことのある相手には25打席で打率.043。いっぽう、1軍実績のない投手には23打席で打率.333、外国人は1打席で打率.000になっていた。
というバッティングの話はさておき・・・(続く)
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