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【試合評】3/19○楽天4-2中日:ホッと安心!価値ある内野ゴロ。徐々にらしさの助っ人左腕。

安心しました!

正直ホッとした。日曜日のバンテリンドームは多くの楽天ファンが胸をなでおろす試合になった。

僕らの心を落ち着かせた選手は、2年連続のタイトルホルダー、島内宏明だ。

今年は例年にないスロー調整が続き、2月練習試合では出場なし。初の実戦は3/4●E6-9F(札幌ドーム)。初回1死2,1塁での今季初打席でいきなりタイムリー。しかしその内実はひっかけゴロが1,2塁間をしぶとく破るコースヒットで、会心からはほど遠かった。

以降、コンスタントに出場するようになったものの3/15○E3-1BまではもっぱらDH起用。3/10●E2-3Mにはファウルすら打てず3つのストライクを全て空振りを喫した三振も目撃されるなど、明らかな異常事態だった。

3/10までの空振り/スウイング率は48.0%とこちらも異常値。選球眼とコンタクトに長け、昨年の当該値は13.3%だった中距離打者が、入江大樹なみのアプローチ内容だったから、当方かなり心配になり「下半身に不安を抱えているのでは?」「コンディション不良なのかな?」と危惧した。

もし島内がこのままDHなら、開幕はフランコ、ギッテンスの両外国人を守備に就かせることになる。そうなったとき、バントやスクイズなどの場面で守備リスクをはらむことにも。実際、3/18●E2-6Dの5回無死1塁、加藤匠馬の一犠打処理時にファーストのギッテンスが1塁悪送球する場面もあり、その点もヤキモキさせられた。

ただ、ほどない3/12●E4-6Mでは美馬学&田村龍弘のバッテリーから二盗を決めると、続く浅村栄斗の左安でホームに生還。元気よく足が動いている姿も目撃できた。そして3/17△E4-4Dから今季初の守備に就くと・・・(続く)

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