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【試合感想文】 9/25楽天9-1:10連戦6勝4敗でCS圏内3位浮上!

辰己ご夫妻がインスタライブしていたよ

3位浮上は4/7以来。9回、帰ってきた銀次の決勝打から一挙8得点をあげた興奮から一夜明けた早朝、スマホの通知を確認したら、深夜に辰己涼介夫妻がインスタライブしていた模様。僕は爆睡していました。

シーズン最終盤の山場10連戦を6勝4敗で終えたイーグルス。金曜日をF3-0Eで落としたときは「どうなるか?」と思われたが、そこからの3連勝はみごとだった。

ただ、冷静に見つめると、ファイターズの最下位というチーム事情も楽天有利に大きく影響したと言えそうだ。

9/24○F1-3Eは相手先発・加藤貴之の前に6回までゼロに抑えられていた楽天打線。球界屈指の技巧派左腕が降板した7回、浅村栄斗の右越え二塁打で同点に追いつき、9回島内宏明の自身2本目となるサヨナラ本塁打で激勝した。

この試合、加藤貴は78球でお役御免に。今季は1試合平均97球を投げてきた31歳サウスポーが余力を残して降板していた。防御率2.97を2.87まで改善しての今季最終登板となったが、新庄監督の談話をみると、国内FA権を取得した加藤貴に防御率2点台で終わらせてあげたいという親心があったようだ。

また、この試合も伊藤大がキャリア最多139球。田中将大と初の駒大苫小牧対決だったとはいえ、これがペナントの趨勢が決まっていないシーズン半ばだったら、ここまで投げさせなかったはず。おそらく彼も今季ラスト登板と思われ、最下位というチームの置かれた状況があったからこそ、伊藤大は9回続投となり、力尽きた右腕を楽天打線が攻略したというかたちになっている。

そういう相手事情があるにせよ、最下位との対戦でしっかり白星の草刈場にすることができたところは朗報となった。

西武 5勝0敗
楽天 3勝1敗(残り1)
オリックス 3勝2敗(残り1)
ソフトバンク 1勝2敗(残り2)
ロッテ (残り3)

9月以降の日本ハム戦成績

4位転落ロッテは今日からファイターズ戦

いっぽう、4位転落したロッテは今日からの3連戦が山場か。

この3日間で藤岡裕大、山口航輝、佐々木朗希、澤村拓一、岡大海、荻野貴司、安田尚憲と特例抹消で主力が大量離脱し苦境に立たされているなか、今日からファイターズとエスコンフィールドで移動ゲーム3連戦。この3連戦のマリーンズの出来次第でCS争いの行方もあらかた決着つくのかもしれない。

ちなみにロッテ先発投手に最後に白星がついたのは9/5ソフトバンク戦。大事な今夜初戦を任されたのは2013年日本一に貢献した元犬鷲戦士の美馬学だ。

試合展開

楽天=1番・小深田(三)、2番・村林(遊)、3番・島内(指)、4番・浅村(二)、5番・岡島(左)、6番・鈴木大(一)、7番・小郷(右)、8番・辰己(中)、9番・炭谷(捕)、先発・田中将(右投)

日本ハム=1番・万波(右)、2番・郡司(一)、3番・清宮(三)、4番・マルティネス(指)、5番・松本剛(中)、6番・加藤豪(二)、7番・野村(左)、8番・奈良間(遊)、9番・田宮(捕)、先発・伊藤大(右投)

両軍のスタメン

田中マー君、エスコンフィールド26.2回で防御率1.69

2試合連続5失点炎上が続いていた田中将が、エスコンフィールドで7回3安打1失点のハイクオリティスタート。やはり第二の故郷・北海道の新球場とは相性が良いのだろう。これで26.2回を投げて同球場では防御率1.69に。同球場では3試合連続HQSになった。

ところで、みなさん・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2023』でどうぞ。

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2018年9月のGM就任から始まった石井体制も5年目へ突入。今年はGM職を外れて監督業に専念する総決算・集大成の戦いに。監督も「狙うのは優勝ですね。優勝以外を掴まされてもハズレ」と不退転の決意を示す今シーズンを試合感想文やコラムなどで綴ります。

いよいよ真夏の反転攻勢も完成間近!3位ソフトバンクと遂に遂に0.5差!

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