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【戦評】苦節5年目の感涙と、ハム殺し弓削による二大武器~8/30○楽天7-2日本ハム

ハイボールの狙い撃ち

初のお立ち台で感極まり『苦節5年の涙』を浮かべたのは、フェルナンドだった。

8/21にウィーラーと入れ替わるかたちで今季初の1軍昇格。
この日は8番・右翼で先発出場し、適時打2本で4打点をあげる活躍でチームを7-2の快勝に導く立役者になった。

なかでも、ハイライトは4回の3点二塁打だ。

この回、先頭の2番・島内の二塁打を起点に、3番・浅村、4番・ブラッシュの長短3連打で先制。
JBがバットを折りながらも左中間に運ぶ一打で島内をホームに呼び込むと、無死3,2塁で5番・銀次の内野ゴロ間に三走が生還し2点目が入った。

その後も攻撃の手を緩めない楽天。
6番・下水流、7番・渡辺佳にもヒットが飛び出し、1死満塁。
下位打線が作ったフルベースで走者一掃の仕事をみせたのが『日系ブラジリアンの劇打』だった。

フェルナンドvs北浦といえば、7/17鎌スタの2軍戦でも二塁打を記録した。
このときは内角146キロ速球を応戦し、三塁線ゴロ突破で射抜く当たりだったが、本戦では打球に角度がついた。

結果球は高め140キロ速球。
ゾーンを上げ、うわずってくる球を虎視眈々と狙っていたのだろう。
往年のスパイ映画『007』を思わせる仕事ぶりで見事に仕留めた。

快飛球は背走するレフト清宮を超えて、塀際ANAゾーンへ着弾。
清宮の打球処理がもたつく間、走者3人が悠々生還。
今季チーム4本目の走者一掃打になった。

6回にも中前タイムリーを弾き返したフェル。
これで1軍ヒットは5本になったが、下記表のとおり、、、

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