【2019総括】ブラッシュ ── ライバル球団を震撼させた「33発」「出塁率.397」の存在感

※楽天主要選手の2019年を『文字数1,600字』で総括するシリーズ12回目。

ライバル球団のJB評 

「外の低めの変化球の見極めができる。似たタイプはあまりいない」(ソフトバンク・武田)
「選球眼が良く、引っ張られるとすぐにスタンドインしてしまう」(ロッテ・石川)

「直球、変化球と待ち球を決めているので何でも振ってこないし、狙い球をしっかり振ってくる」(同・行木スコアラー)
「すごく賢いイメージ。見せ球にも見向きもしない」(日本ハム・清水)

今年は石井GMが連れてきたウィル・スミス似の助っ人に、ライバル球団は度肝を抜かれ、震撼するシーズンになった。

楽天の外国人打者シーズン最多本塁打

両足を綺麗に揃え、背筋をすっくと伸ばし、バッドのヘッドはマウンドへ。異形の打撃フォームから繰り出したホームランは、浅村と並ぶパリーグ3位タイの33発。『楽天の外国人打者シーズン最多本塁打』を塗り替える活躍になった。

OPS.936は同3位。打点95は同4位。浅村と組んだ3番4番の中軸は、12球団屈指の破壊力を誇った。

7点差、8点差からの逆転劇で合計4発

印象に残ったのは、効率良く、効果的な打撃だ。

走者なしでは打率.210/OPS.773ながらも、走者ありでは.320/1.125に変身。一発も走者ありで多く、、、

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