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【試合評】3回6失点炎上の則本に対して納得できたこと~7/12●楽天0-8ソフトバンク

則本に対して納得できたこと

イヌワシ打線は今季最少の2安打。2012年5/30●E0-2Gの杉内俊哉以来となる“屈辱”を味わうところだった。

初対戦の新外国人レイに好投を許し、8回2アウトまでノーヒットノーラン。
7回以降は尋常ならざる状況に飲み込まれたかのように、楽天打者のらしくない姿が目立った。

たとえば、7回浅村死球の3球目だ。あまり見ないぎこちない空振りだった。8回岡島の空三振は内角狙いが外角へ大きく抜けた完全ボール球。ふだんは絶対に手を出さないのに、何かに取り憑かれたかのように及び腰でくいつきバットが空を切ってしまった。

チームの危機を救ったのは、6回からマスクをかぶった“炭仁朗”。

2-2からレイが内角に投げ切った149キロのツーシームをおっつけ、詰まりながらも右前へ運ぶ一打を披露した。移籍以来、炭谷は攻守で存在感を発揮している。

そんなワンサイドゲームの流れを作ってしまったのは、ひとえに先発の則本だ。

2016年7/8○E3-2H以来5年勝ちがない敵地との相性なのか?
岸移籍の2017年から昨年まで4試合に1度の高確率で1試合5失点以上と炎上してきた悪癖が再び顔をのぞかせたのか?
今季初の中5日登板の影響なのか?

今季ワーストの3回6失点。
降板後のベンチでは自らの頬を自ら叩くシーンもあり、(7勝)4敗目を喫した。

1回の3失点は、若鷹軍団に上手く攻められた感はあった。

打率より約1割も出塁率の高い中村晃とのフルカウント勝負で、Lefty Sniperが今シーズン苦手とするスライダーを投じたが・・・(続く)

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