標本の展示はこうあるべきだというお手本を富山市科博で見た話
富山市科学博物館では、この夏の間、特別展「大集合!富山の鳥たち」を開催しています。一昨年亡くなられた自然博物園ねいの里初代館長の湯浅純孝氏のコレクションを中心に、膨大な数の鳥類の剥製(はくせい)標本を展示しています。他に学芸員の部屋の再現や、卵殻・骨格・羽毛・鳴き声など幅広いジャンルを網羅しており、野鳥ファンじゃなくても必見の特別展です。
剥製標本は、生息情報だけでなく、その個体の形態的な特徴を何度でも確認できる貴重な資料です。かつて生きていた本物の個体の姿を実際に目で見て