データ事業本部には宝物があってープロジェクトストーリー【e-Agency Project Story Vol.3】
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イー・エージェンシーは1999年の創業以来、「おもてなしを科学する」をビジョンに掲げ、多様なプロダクトやサービスを展開してきました。これらのサービスはそれぞれ独自の背景と成り立ちを持ち、リリースされたきっかけや展開にあたっての努力や苦悩があります。本企画「e-Agency Project Story」では、これらのプロダクトやサービスに関わるストーリーを伝えることを目指しています。
第3回目のストーリーは、GMP プレミアムサロンを運営しているカスタマーエデュケーション部のマーケティング課の神崎恵さんにインタビューをしました。Google アナリティクス 4 プロパティ(以下GA4)のトレーニングコンテンツやGA4実践ガイド、GA4の利用に関するよくあるご質問など、さまざまなコンテンツを提供するGMP プレミアムサロンがどうしてできたのか、お話をお聞きしました。
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自己紹介とキャリアパス
インタビュアー:はい、ではやっていこうと思います。プロジェクトストーリーの第3回目です。最初に、簡単に自己紹介をお願いします。
神崎:GMP プレミアムサロンを運営しているカスタマーエデュケーション部のマーケティング課の神崎 恵(かんざき めぐみ)です。イー・エージェンシーに新卒でデザイナーとして入社しました。もうかなりの年数経ちますが、イー・エージェンシーで長い間お世話になっています。
デザイナーとしての業務だけでなく、SaaSサービスをご提供しているプロダクト部のマーケティングを担当したり、その後はマーケット部署に異動してマーケティングを担当したりと、現在はデータ事業本部でデザインとマーケティングの両方を担当しています。
データ事業本部への経緯とその役割
インタビュアー:データ事業本部に異動した背景は何だったのでしょうか?
神崎:主に二つの理由があります。一つは広報の機能についてはコーポレートが行うことになったこと、もう一つは顧客を獲得するために事業本部内でマーケティングの機能を持とうということになったからです。
インタビュアー:なるほど。では、データ事業本部に移った際にコーポレートとは少し異なる状況があったのでしょうか?
神崎:そうですね。コーポレートでは全体を俯瞰する立場でしたので、各部署が具体的に何を行っているのかがつかみづらかったので、やりにくさも感じました。しかし、データ事業本部やプロダクト部署など現場に入り込んで様々な人々の話を聞きながらマーケができると、必要な情報を必要な時に発信できて効果的だと思いました。そのため、マーケティング機能のある事業本部にいる方がわたしにとっては業務がしやすいと感じました。
GMP プレミアムサロンの立ち上げのきっかけ
インタビュアー:なるほどです。次に、GMP プレミアムサロンの立ち上げのきっかけについて聞きたいと思います。
神崎:GMP プレミアムサロンを作ろうと思ったきっかけですね。最初、データ事業本部への配属後、私たちがデータ事業本部のことを知らず、逆に彼らも私たちが何ができるのか理解していない状況でした。そこで私たちはデータ事業本部のメンバーに話を聞き、彼らが抱える課題やニーズを探りました。
その結果、GMP プレミアムサロンを作ることで、データ事業本部の中に自分たちのバリューを浸透させつつ、Google アナリティクス 360(無料版Google アナリティクスの機能を強化した有料版のこと。以下360)を契約しているお客様にウェブサイトを通じて必要な情報やサポートを提供することが可能になると考えました。
データ事業本部の"宝物"
インタビュアー:データ事業本部のメンバーに話をしてみて、具体的にどんな話があったのでしょうか?
神崎:はい、話をしてみるとデータ事業本部には多くの宝物がありました。ただ、メンバーのみんなにはそれらが普通のことで、気づいていないようでした。例えば、Google マーケティング プラットフォーム(以下GMP)を学べる「トレーニング」が挙げられます。「トレーニング」は、一度にたくさんのお客様が参加され、満足度も高い人気のサービスです。しかし、対面・もしくはオンライン会議での開催のみとなっていました。
これを動画化していつでも閲覧できるようにしたら、より多くのお客様が利用できるようになり、データ活用が進むのではないかと考えました。そういったものを動画化したり、さまざまなコンテンツとしてデジタル化しようという視点で、GMP プレミアムサロンを立ち上げました。
GMP プレミアムサロンへの社内外からの反応
インタビュアー:実際にGMP プレミアムサロンを始めてみて、お客様からの反応はどうでしたか?
神崎:まず初めに反応をいただいたのはお客様です。GMP プレミアムサロンを立ち上げたときにプレスリリースやメールでお知らせしました。その後、お客様から非常にいい反応をいただき、とてもモチベーションが上がりました。そしてお客様からの反応があったことによって、GMP プレミアムサロンが良いものだという認識が社内でも広まりました。
また、予想していなかった副産物ですが、社内でもGMP プレミアムサロンを活用して、GA4の使用方法などを知りたい・確認したいというニーズがあることがわかりました。サポート担当者が、お客様の質問に対応するときも、GMP プレミアムサロンの解説ページへのリンクを共有できるようになり情報提供が簡単になりました。
運営で気をつけていること
インタビュアー:現在、GMP プレミアムサロンで気をつけていることや注意していることはありますか?
神崎:はい、特にメンバーのみんなとのコミュニケーションに注意しています。私たちのマーケティング部はサイトの運用や提案を行いますが、GMPやGA4の知識は現場のメンバーの方が持っています。サポートやコンサルティング、営業など、みなさんが私たちへの情報提供に協力してくれているおかげで、現在のコンテンツを提供することが可能となっています。このように、社内での情報のやり取りの円滑なコミュニケーションが重要だと思っています。
GMP プレミアムサロンの有料版開始
インタビュアー:なるほど。続いてですが、先月から有料版のGMP プレミアムサロンが開始されたということで、その背景には何か理由があったのでしょうか?
神崎:GMP プレミアムサロンは、これまでイー・エージェンシーから360を契約しているお客様に無料で提供していたコンテンツでした。ただ、その情報は360を契約していない方々にも有用だと考え、GMP プレミアムサロンの販売を開始することにしました。360をご契約いただいているお客様と同様のコンテンツを閲覧できるようになっています。
インタビュアー:なるほど。360を利用している人たちが活用している厳選された情報が含まれており、それらを無料版Google アナリティクスを利用しているみなさまにも提供するという感じですね。
神崎:はい、その通りです。また、GA4の設定方法から活用方法まで、幅広いコンテンツを用意していますので、無料版Google アナリティクスを利用しているお客様にも十分役立つと思います。
インタビュアー:具体的なコンテンツについて教えてください。
動画やよくある質問などが含まれているのでしょうか?簡単に説明していただけますか?
神崎:先ほどお話ししたトレーニングコンテンツを動画として再撮影し、閲覧できるようになりました。また、GA4実践ガイドにはサポートのナレッジがぎゅっと詰まっており、定期的に最新情報を発信するプレミアムレターもあります。さまざまな切り口でお客様のデータ活用をサポートするコンテンツを提供しています。
イー・エージェンシーで新しい取り組みをするには?
インタビュアー:イー・エージェンシーで新しい取り組みをするには?神崎さんの経験からコメントをいただけますか?
神崎:ぜひ手を挙げてください。イー・エージェンシーの人たちは手を挙げた人を否定することはありません。これは私が新卒で入社した際に何度も言われた言葉です。
インタビュアー:なるほど。「手を挙げる」というのが大事ですね。
今日は神崎さんから貴重なお話を伺うことができました。本当にありがとうございました。
神崎:ありがとうございました。
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