君との時

綿菓子がかまずにとけていった。
口の中でとけていった。
線香花火がパチパチはじいて消えて
しまった。ポトンと落ちて最後まで
見届けた。君と歩む道はまっすぐで
人並みをよけながら歩いた。
お空に花火が散って、誇らしげに
消えてしまった。何度も会った君との
時は早く過ぎていってしまい、何故か
別れは心に小雨が降り注ぐ。
涙はこぼさず心の中で泣いちゃうんだ
!口にほうばるアメ玉がとけない時を
味わい君と長く過ごしたい!

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