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ボディライン    詩

我さかのぼってヴァージンとは痛くて
心地良くはない。
もう過ぎ去った痛みに衰えて心地良さもないだろう。
パンクヴァージンでにぶい年頃は、でめでたい日々に想い巡らせた。
若い娘のはじけた肉体は補正下着の
ボディメイクニだまされやすい。
美への憧れから体型とやらに敏感で
ある。
きゅうくつな補正下着に深い信仰を深め、夢見るボディライン。
思慮浅くまんまと高額で楽な方法に
瞳輝く。我若き頃を哀れんだ。

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