年増女の正体

年増女が通りすぎた匂いがする。
体臭を放って、臭い匂いがする。
十代の様に果実の香りに包まれた時は
終わった。年のいった女は異臭を放っ
て、女の末路に至る。決まって亭主が
いるはずの女には見渡してもいない。
年増女は孤独な臭い匂いで充満する。
単身で離縁が若い頃にあった。
楽して、楽して身のこなしは軽く年増
女は酒には弱かった!喫煙は自力で
やめて、哀しみと共にタバコと
さよならした。自由を手にいれいい年
になるまで、年増女の末路にいたる。
しわを作るほどの苦労はない。亭主へ
の配慮がなく、楽して我が子だけを
可愛いがった!でも世間の目が余り
にも偏り、冷たく感じた。異臭を放つ
女はそこから始まった。夫婦円満には
よき匂いがあふれている。手に手を
とってあふれる愛がある。指を加えて
見る幼子が恨めしそうにそれを見て
いた。年増女の正体は、幼い子供だっ
と化けの皮がはげ、女ははずかそうに
身をただした!

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