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無責任

自分が小学4年生の頃の担任が、よく「てめーで言った言葉には責任もてよオラァ!」って自分達を恫喝してた。

当時ホントに怖くて、泣きそうになりながらも皆んな頑張って「うるせー!😫」って反抗してた。けど学年が上がる時は、嘘でしょってくらい皆んなに好かれてた。俺は嫌いだったけど。(なんとなく)

とにかく発言に対して口うるせーヤツで、何かといえば「お前が言ったんだからな!?」って鬼詰めしてくる恐怖の化身みたいなヤツだった。

けど良い行いに対しては子供みたいにはしゃぎながら褒めてくれるから皆んななんやかんや好きだったんだろうと思う。俺は嫌いだったけど。

人前で怒られるのが大嫌いな俺は人前で褒められるのも同じくらい嫌だった。

ってなると段々とダンマリ決め込むクールなイタイ奴になっちゃって、同じクラスの友人とは遊ばず、隣りのクラスにいた少年野球で同じチームメイトの友達としか遊ばなくなってた。

自分のクラスの友達を目の敵にして、野球少年愚連隊の一員として生きていく事を決心した。けど不幸な事にその担任は野球が大好きだった。

俺は野球が好きな事を公言してたし、なぜかそこだけは曲げられなかったから嫌々ながらも担任と野球してた。

そんなこんなで小学校を卒業するってなる頃には、例に漏れずそいつを好きになってた笑

卒業式の日に、ただの野球少年になった僕たちは、すでに自分達の学年の先生ではなかったけど挨拶しに行った。

ありがとうございました的な事を言ったら

「お前ら俺の事嫌いじゃなかったのか〜?笑てめーの言った言葉に責任持てよ〜」ってニヤニヤしながら言ってきた。

臭っちまうほどクセー野郎だなぁって思いながら

「中学の試合も見に来て下さいね!」ってキャプテンだった奴が言って、勿論来て欲しいって皆んな思ってた。

ただ思春期を迎えた俺たちは、晴れて野球少年愚連隊に戻ってしまった。

当時の自分達には言葉に責任をもつのは難しくて、すぐ投げ出しては遊びほうけてた。

ただ、成長するにつれて先生の言葉をふと思い出す事が多々あった。

中学入ってすぐには気付けなかったけど、口うるさい位に言われた、言葉に責任持てってことを脳みそに刷り込んでくれた先生には感謝してる。

あの先生に出会ってなかったらきっと、妖怪二枚舌になってただろう。

社会に出るとたまに出会うが、ホント「てめーの言った言葉に責任持てよ!」と言いたくなる。

結構当たり前の事だと思ってるけど、意外とそうでもないのかなぁって。なぜなら今の会社の先輩達が軒並み二枚舌すぎて合わせて十枚舌だから。その人達からしたらそれが当たり前なのかなと思うと俺が変なのかな?って感覚に陥る。正解なんてものは無いのかもしれないけど

俺がマイノリティなのかよ!って思う。

もう40手前の人達を今更諭すつもりはないから入ってくる後輩達には「あーなったらお終いだよ。言葉には責任もとうね」と諭していこうと思う。

…堅苦しいとか思われんのかなぁ

けど自分自身が先生の教えを信じてやってくしかないか!


って単純に思えたら楽なんだけどなぁ

お後が悪いようで

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学がないので稚拙な文章ですが、言葉や感情に関してはまとまらないほど思ってる事があるのでこれからもエピソードと合わせて書いていこうと思ってます。

読み返すとホント文章力ねぇなぁ…


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