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e-とぴあ・かがわ 学生・教員向け情報モラル・セキュリティ学習の取り組みレポート


こんにちは、e-とぴあ・かがわ広報スタッフです。今回は私たちが取り組んでいる、講師派遣型の情報モラル・セキュリティ学習の様子をお伝えします。

生徒・教員向け情報モラル・セキュリティ学習

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学生のスマートフォン普及率は今や中学生5割、高校生9割の割合に。子どもたちの生活にも欠かせないものになった反面、モバイル機器依存やネットでのトラブルを不安に思うご家庭も多いのではないでしょうか。学校教育においてもスマートフォンの正しい使い方やネット社会でのモラル教育は必要不可欠です。

e-とぴあ・かがわでは、小学4年生〜高校生までの生徒と教職員の方に向けて、講師派遣型の情報モラル・セキュリティ学習を無料で行っています。(保護者の方も受講いただけます。)今回は4月に情報モラル・セキュリティ学習が行われた香川県立高松桜井高等学校での様子をのぞいてみました。

講座の様子


香川県立高松桜井高等学校では、毎年新入生が入学する4月に情報モラル・セキュリティ学習を行っています。先生方に学校での情報モラル教育の状況を聞いてみた所、授業に情報の科目はあるが基礎的なコンピュータ操作や仕組みを教える内容で、情報モラルについて教える機会は少ないとのこと。「今のネット社会のことや情報リテラシーについては講師の方から伝えてくれると生徒たちも良く聞いてくれて助かります。」と語りました。

この日の講座は感染症対策のため全校生徒が各教室にて待機し、校内放送での講義を行いました。講師の小西さんは放送室から生徒の皆さんに語りかけます。

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今回のテーマは「デジタル社会の歩き方」。若年層がネット社会でも特に警戒するべき事案として、わいせつな写真や動画を無断でインターネット上に公開する行為「リベンジポルノ」を取り上げ、心にダメージを負った被害者の事例やその後インターネット上に残る「デジタルタトゥー」の怖さについて伝えました。

また「ネットいじめ」についても紹介。友だちの中で悪口を言うSNSグループに入ってしまった、SNSで知らない人と言い合いになって逆恨みが怖い…など身近にありそうな質問例を挙げて対処法を考えます。「ネット社会ではさまざまな意見や発言・考えに触れます。個人の権利を尊重しつつ、有効に情報を発言し、振る舞い活用していくのか、私たちのこれからの課題です」と語りました。

その他にも、リベンジポルノの相談や削除依頼ができるセーファーインターネット協会やネットいじめの相談窓口の紹介も。最後に、心身の健康のためにデジタル機器から離れる時間を設け、デジタル機器やネットに依存しすぎない健やかなデジタルライフを過ごしてくださいと締めくくりました。

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モバイル機器の付き合い方やネット社会での過ごし方については、今や誰にとっても身近な課題です。情報モラル・セキュリティ学習を通して、生徒の皆さんが情報モラルについて自分自身で考えたり、既にネット社会での悩みを抱えている場合は安心して相談できるきっかけになればと思います。学校教育での情報モラル・情報リテラシーの向上をお考えの方はぜひ、e-とぴあ・かがわにご相談ください。

e-とぴあ・かがわ 情報モラル・セキュリティ学習について
https://www.e-topia-kagawa.jp/morals/

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