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体験型謎解きやノベルゲーム制作も!e-とぴあ・かがわ 春の文化祭2022開催レポート

e-とぴあ・かがわ広報スタッフです。毎年春休みに開催しているe-とぴあ・かがわのイベント、2022年はリアル×オンラインのハイブリッド型イベントで、宇宙開発やVRをテーマにした講演、プログラミング体験やワークショップなどIT体験を楽しめる企画盛りだくさんでお送りしました。期間中の展示やオンラインワークショップの様子をレポートします。

会場の様子

イベント期間中e-とぴあ・かがわ内では、オンラインとのハイブリット型のセミナーに参加出来るほか、ITを活用した作品展示や体験型謎解きゲームなどが展示されました。(セミナー・講演会の様子は以下より)

4Fではe-とぴあクラブ作品展やデジタルクリエイターラボのグラフィックデザインコース・動画制作編集コースの修了作品が展示されていました。

体験型謎解きゲーム

体験型謎解きゲームは、人型ロボットPepperと会話して館内に散りばめられた謎を解くアクティビティ。館内に散りばめられた謎を解き、ミッションをクリアしていきます。制限時間なしでプレイできて、難易度も大人用・子ども用が用意されていますので、誰でも自分のペースで遊ぶことができます。

大人用と子供用の2パターンありましたが、大人用に挑戦してみました。
館内にあるテキストとペンを片手にpepperの前に行きます。 

近づいてみると、Pepperに話しかけられました。(眼力がすごいですね…) 

謎解き用のテキストを見るとなんだか不穏なことを書いていましたが、
とりあえず見なかった事にして、謎解きを進めます。 

館内の作品展示に混じって散りばめられた手がかりを見つけます。すぐには見つからないような所に配置されていて、なかなか探し甲斐がありました。
4箇所の暗号を見つけて手元のテキストを照らし合わせ、4桁の暗証番号を集めていきます。

暗証番号が揃ったらpepperの元へ。胸のタッチパネルで暗号を入れてみると…

それにしても眼力がすごいですね…

このあと謎解きゲームの本題に入り、更に上級者向けの謎に挑戦することになります。が、前半と比べてなかなか歯ごたえのある謎解きになっていて、クリアは断念しました。謎解き中もテキストを持って館内をめぐる家族連れとすれ違うことも多く、人気のアクティビティでした。

オンラインのワークショップ「キミのアイデアでノベルゲームを作ろう!」

本イベントでは館内のプログラミング教室や工作体験以外にも、オンラインでのワークショップを行いました。「キミのアイデアでノベルゲームを作ろう!」では、ビデオ通話でゲームの作り方を学びながら3日間でノベルゲームを作り上げます。ゲーム開発者教育の講師として複数の教育機関で活躍されている小野 憲史氏を講師に、実際にゲーム開発のプロを目指している人向けのカリキュラムをベースとした本格的なゲーム制作を体験しました。

 講師:小野憲史氏

ワークショップはゲーム文化の発展の歴史を学ぶところからスタート。表現力の進化とともにゲームにストーリーが付き、ビデオゲームならではのストーリー体験が出来るようになりました。このワークショップで制作するノベルゲームはシナリオの構成が命、ゲームを実装する前にしっかりとシナリオ作成の基礎を学んでいきます。優れた物語から必要な要素や構成を学び、ノベルゲームで必要な、選択肢によるストーリー分岐のあるシナリオの書き方を学んで行きます。

シナリオの書き方を一通り学んだあとはノベルゲームに落とし込みの作業。初心者向けに開発されたゲーム開発ツール「ティラノビルダー」を使い、構築していきます。「ティラノビルダー」は感覚的な操作でノベルゲーム制作ができ、難しい知識無しでもゲーム制作の楽しさを体験出来るソフトです。文章に組み合わせる画像や音響を準備して、プレイヤーを惹き込むための演出のテクニックを学んでいきます。

ワークショップの最終日には制作物の発表会を行いました。制作課題は昔話をベースにしたオリジナルストーリーのノベルゲーム。白雪姫×大正時代、かぐや姫×未来、浦島太郎×ゾンビアクション、など意外な組み合わせも。

 

選択肢から急展開になる物も多く、先の読めないストーリーを楽しみました。

参加者からは「もっと演出をこだわってみたい」「ちゃんとゲームの形になって嬉しい」とゲーム制作体験に大変満足していた様子でした。

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