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【イベント開催レポート】 One Voice vol.1 \キャリアに悩む方へ/ふるさとチョイスCTOが語る社会貢献とキャリアアップが両立できる理由

こんにちは、E3編集部です。先日開催した「One Voice vol.1 \キャリアに悩む方へ/ふるさとチョイスCTOが語る社会貢献とキャリアアップが両立できる理由」のイベントレポートをお届けいたします!

E3とは?

エンジニアの自己実現を支援するコミュニティです。多種多様な仕事や案件のご紹介、業界経験10年を超える代表とのキャリア面談、税理士への無料相談、勉強会、ミートアップなどを行っています。

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One Voiceとは?
私はなぜエンジニアをしているのか?一人一人のエンジニアの声を拾い上げる、OneVoice。 エンジニアの方の声を元に、自分自身がどんなエンジニアでありたいのか?どんなことを目指したいのか?を声にするヒントを得ることを目的とする企画。

開催概要

日時:11/24(木) 20:00-22:00
場所:ZOOM
内容:なぜ山崎氏が「社会貢献性の高いビジョンドリブン」と「エンジニアとしての市場価値を高める」という2つにこだわっているのか?そこにはエンジニアがよりよく働くためのヒントが隠されている。山﨑氏や他2名のトラストバンクエンジニアの方の自己のキャリア観について迫っていく中で、参加者の方が自分自身のキャリアに向き合える場を創っていく。

登壇企業紹介

▼株式会社 トラストバンク(CTO山崎賢 / 香西 俊幸 / 磯部 有喜)

トラストバンク

<事業内容>
□ふるさと納税事業(ふるさとチョイス・ガバメントクラウドファンディングなど)
□パブリテック事業(Logoチャット・Logoフォーム)
□地方通貨事業(Chiica)
□エネルギー事業(ふるさとエネルギーチョイス「えねちょ」)
□その他(海外寄付サービス・子会社化等による事業強化など)

ーーー以下、3部構成で今回のレポートとしたいとします。

①企業の特徴を知る 企業のビジョン、事業、エンジニアを理解する
②働く人の人生と価値観を知る 自分だったらどうだろうと、考えを深める
③自分のエンジニア観を考える 自分の理想のイメージとそのためのアクションを考える

①会社説明会 企業の特徴を知る

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ビジョン「自立した持続可能な地域をつくる」
トラストバンクは「自立した持続可能な地域をつくる」というビジョンを掲げています。地域経済の循環を促すことで地域を、日本を元気にしたいという想いが根源にあります。

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僕(山崎)自身、トラストバンクに入社したのはこのビジョンに共感し、地域に新たな仕事が生まれて、地域で子供が生まれて、生まれた子供が自分の故郷でやりたい仕事を見つけることができる。そんな経済循環を日本全体に作っていきたいと思ったからです。

ふるさと納税の本質は、地域のための「税の再分配」
なぜ弊社がふるさと納税事業を展開しているのか説明します。今ふるさと納税は、一般的にお礼の品がもらえるお得な制度だと認知されていると思います。ただ、ふるさと納税の本質は「税金の再分配」です。ふるさと納税は自分が選んだ自治体に対して納税でき、税金の使い道を選べる唯一の制度です。税金の再分配が個人の意志に基づくのが、ふるさと納税制度の素晴らしいところです。

ふるさと納税制度は、過疎などによる「地域間の税収格差への課題」を解決するために生まれました。自身の生まれ故郷である地域の税金から、教育や医療など住民サービスを受けるにも関わらず、大学生や納税者になった途端に都会へ出て、都会で納税する。という現状から、納税者になったときに自分の生まれ故郷に納税できるようにということで生まれたのがふるさと納税制度です。

ふるさとの納税について詳しくはこちらから▼

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ふるさと納税事業「3つの柱」
弊社のふるさと納税事業は3つの柱があります。寄付をして地域の品を選ぶことで地場産業を支援できる「ふるさとチョイス」というサービスが1つ。

そして、もう少しテーマ性のある「ガバメントクラウドファンディング®」というサービスが2つ目です。例えば、廃校になる小学校を再利用するため美術館に活用するための寄付を募ったり、殺処分されてしまう動物を0にするため、避妊治療のための資金を集めるといった、様々な地域の社会課題(プロジェクト)に対して、寄付金を募る制度です。

最後に、「ふるさとチョイス災害支援」です。日本は災害が多い国なので、災害が起きると様々な機関で募金活動が立ち上がりますが、ふるさとチョイス災害支援は、ふるさと納税制度を生かした募金であるという特徴があります。ふるさと納税制度という枠組みを使って、被災地を助けることができるサイトとして広がっています。

「直接的な価値」とイノベーション
トラストバンクの開発組織は、直接課題に触れて解決する、「直接的な価値」と「イノベーション」の2つを軸にしています。
直接課題に触れて、解決する実行力を武器に、事業に対して「直接的な価値」として貢献し、変革を恐れず常にイノベーションを起こし続けることにより、事業目標に対して多大な貢献価値を生み出すことを開発組織のビジョンとしています。

②パネルダイアログ 働く人の人生と価値観を知る

入社理由は多種多様
高橋:ここからは私がモデレーターとしてトラストバンクの山崎さんと磯部さんと香西さんのお三方に質問していきます。まずは過去からお聞きしたいので、入社理由を簡単に教えてください。

山崎氏:これまでキャリアアップを目的に会社を選んでいました。ただ、トラストバンクにはキャリアアップ目的ではなく、ビジョンに共感して入社を決めました。それには2つ理由があります。

1つ目は、転勤族でよく転校を繰り返しており、僕自身、ふるさとと呼べる場所が無く、周りが地元に帰省したり、昔の友達と飲みに行ったりしていることが羨ましくて、「ふるさと」という環境を守りたいと思ったからです。

もう1つは、トラストバンクから声をかけていただいたときに、前職で首里城に関わっていたのですが、その当時、首里城が火災で燃えてしまい、前職では打つ手がない状態でした。その一方で、トラストバンクは再建させるためにガバメントクラウドファンディング®で10億円を超える寄付を集めているのを知り、再建するところに向き合っている会社があることに心打たれ、入社を決意しました。

高橋:ありがとうございます。ビジョンに共感されて入社を決められたということで、キャリア志向からビジョン共感に軸が変わったのは、なにかきっかけがあったのでしょうか。

山崎氏:以前からネガティブな環境にある人をフラットに持っていくようなサービスに関わっていたいと思っていたこともあるかもしれません。実は動物が好きだったので獣医を目指して、大学では獣医学を専攻していました。ただ、ペットには保険がきかないので、人間のようにペットが癌になっても抗癌剤を使えることが少なく、ペット医療は看取る医療だということもあり、やるせなさを感じて、獣医にはなりませんでした。その原体験もあって、ネガティブな環境から助けるところに携わりたいという想いを持っていました。

高橋:山崎さんはずっとその想いを持ち続けながらエンジニアとして働かれていて、ちょうどいいタイミングでトラストバンクさんと出会ったから転職されたということですね。磯部さんと香西さんはいかがでしょうか。

磯部氏:山崎さんとは正反対で、元々キャリアアップは一切考えておらず、元々地域を元気にしたいという想いが強く、それを実現できる会社を探していました。トラストバンクのビジョン・事業が自分の求めていることにマッチしたのが入社理由ですね。

高橋:地域に軸足があったのはなぜですか?

磯部氏:元々千葉大学で園芸学を専攻しており、その中でジオパークという制度が地域活性にどう貢献するのかを研究しており、ジオパークを採用している様々な地域を訪れました。

ジオパークは自治体単位で登録される制度で、その地域にある地質的に価値の高い地域資源を利用して観光を結び付けて盛り上げていく制度ですが、ジオパークを採用している地域は、衰退しているところが多いという状況でした。なんとしてでも人を呼び込みたいという想いで登録したが、ジオパークという制度が認知されおらず、人を呼び込む結果に繋がっていないのが実情でした。

実際にジオパークの担当者や住民にインタビューをすると、頑張っている方々は一定数いるにも関わらず、結果に結びついていないと知った時に、頑張ってるのに地域をうまく活性化出来ない地域が沢山あることを知り、地域活性を仕事にしたいと考えていました。

当時はジオパーク×地域活性化という、極めて限定的な範囲で就職活動をしていましたが、ITを用いることで垣根を越えて、広範囲にカバーでき、ひいては地域活性が世界の活性化にまでつながるのではないかと感じ、IT×地域活性を事業としているトラストバンクを選びました。

香西氏:私はキャリアアップを軸に転職をしていました。今だとWantedly以外にも様々な媒体があって、特に最近はスカウトがバンバン送られてくる売り手市場なので、スカウトをもらった会社で興味があれば話を聞く、という活動は常にしていました。

トラストバンクもスカウトをきっかけに知ったのですが、転職で大事なのはタイミングだと思っています。その時、ちょうど転職するかどうか悩んでいたタイミングだったことと、田舎に移住したいと漠然と考えていたのですが、CTOの山崎さんから色々話を聞くうちに、田舎移住が具体的な話にできるのではないかと思えたのも入社を決めた理由の一つです。

高橋:意思決定の部分で不安に思うことはありましたか?

香西氏:転職は会社に入社してみないとわからないことも多いと思うので、ある程度話を聞いたり調べたりして情報収集はしますが、わからないことがある方が当たり前なので、最悪のケースも自分の中で考えたうえで、不安というより、少しワクワクした気持ちを持って新たな環境に入るようにしています。

技術の追究に心温まる仕事がやりがいを感じる
山崎氏:今回、この場をいただいたときに、地域創生というテーマとエンジニアリングの掛け算とは?という問いに対して自分なりに考えたのですが、1つ答えが出ました。地域創生は”ネガティブをフラットにする”こととして分かりやすいかと思います。そして価値ある仕事だとみなさん思われますよね。そうした心温まるようなことを扱う仕事の方が、エンジニア自身、貢献価値を感じやすいと考えています。

例えば、営業や企画の仕事をしている方はどちらかというと、自分が成し遂げたいことがって仕事を選んでいるので、企画の仕事をしている人はプレゼン資料をつくりたいから企画の仕事をしているわけではないですよね。ただ、エンジニアはプログラミングという手段を仕事にしているので、技術を高めたい、スペシャリストになりたいという想いがあると思います。

自分の成果(技術)が”何か”に紐づいた方が、やりがいも生まれますし、その”何か”が企画職ほど正確にないのであれば、尖ったサービスをやるよりも、貢献価値が自分の心を温める仕事のほうがフィット感があるのではと思っています。

高橋:たくさんのエンジニアの方と議論して、二通りのキャリア志向があると思っていて、1つは技術的な部分のスキルアップ、もう1つはどこかのタイミングで貢献したいこと・実現したいことに挑戦する志向があるのだと改めて感じました。

エンジニアこそ課題に直接触れるべき
高橋:山崎さんが組織づくりで何を一番大事にしているのかをお聞きした上で、それを肌で感じておられるお二人にもそれについてどう感じているかお聞きしたいです。

山崎氏:一番大事にしているのは直接的な価値です。エンジニアの場合、誰かが決めた上流工程が下りてきて、何のためにやるか分からない画面設計をいつまでにと依頼されることが多々あります。しかし、そもそも上流工程からエンジニアが関わっていれば、テクノロジーで解決できることがもっとあるかもしれない。それにもかかわらず、画面設計だけ等限定されて依頼されるというのが日本のよくあるエンジニア構造だと思っています。

エンジニアが最上流の課題と接している時にこそイノベーションが生まれると考えているので、今まで仕様書通りのモノを作るだけだったエンジニアも、自分で課題解決の提案ができるのだと思えるよう、組織作りに取り組んでいます。エンジニアが自治体職員さんの悩みを直接聞いたり、他部署の営業を通じて課題に接点を持って、解決策を提案できるような組織が出来上がりつつあります。元々僕が入る前は開発部という機能組織として、仕様書通りのモノを作ることに特化した組織でしたが、それを変えることができたのは結構大きかったです。

高橋:直接ヒアリングから入り、課題解決していく体制ということで手触り感があることはポイントですね。そのような組織を作っていく秘訣はどのようなものですか?

山崎氏:一次情報に触れられる環境をいかに作るか、あとエンジニアが発信できる環境をつくるべしという会社のカルチャーがあることです。この両方がトラストバンクには備わっているので、エンジニアは”作るだけの人”というような感じではないですし、なるべく早い段階からエンジニアに相談しようと、毎度みんなが焦るような環境になってるかなと思います(笑)。

会社のビジョン追究の先にキャリアアップがある
高橋:マネジメントに関わらずとも、プレイヤー(=エンジニア)のままのキャリアに天井はあると思いますか?今回フリーランスの方も多く参加されているので、その観点も踏まえつつ感じてることがあればお伺いしたいです。

山崎氏:マネジメントかどうかは別として、エンジニア(技術)だけを極めると天井はあると思います。なぜかというと、すでにプログラミングは義務教育化されており、今後、今よりも誰でもプログラミングができるような環境になると思います。そうしたときに、最新の技術だけを追い求めても、どこかでコモディティ化するので、自分が課題解決にどう貢献したかを積み重ねていかないと自身の市場価値が頭打ちすると感じています。

高橋:具体的にどういうところで感じますか?

山崎氏:採用に関わり、リクルートの考えもインストールされている私が感じるのは、エンジニアの転職市場だと20代、30代はポテンシャルで見られますが、40代超えてくると事業のためにどう貢献をしてきたかでしか評価されなくなります。

どういった課題解決をしてきて、結果、会社のためにどのような貢献を生み出したかという観点は、どこの事業会社に行っても重視していると思いますし、逆にそういう視点で取り組んでいる方でないと市場価値上がっていかないと思います。

そのため、課題に直接触れて、課題解決できる環境をトラストバンクの中には作っていきたいという想いと、同時に技術的にも新しいことに挑戦してもらいたいです。せっかくトラストバンクにジョインしてくれた仲間の市場価値は上げていきたいと思ってます。

一方で、新しい技術は自由研究(独学)でもできるので、きちんと市場価値に繋がるように、ふるさとチョイスのような、大きな価値のあるサイトを運営する組織の中で、課題解決策を提案しましたという場を提供したいですね。

高橋:たしかに。自分の会社に入った時に、どう活躍頂けるか実感を持って感じられますね。ありがとうございます。

早期から何を作りたいのかをイメージしておくことが大事
高橋:「キャリアスタート地点から今の自分の位置に早くたどり着くためにどのようなアドバイスをしますか」という質問が来ていますがいかがでしょうか?

磯部氏:早い段階から作りたいものを明確にして、プログラミングの勉強をしていた方が今のキャリアに至るのに早かったかなと思います。自分も全くITと関係ない大学に進学して、就職のときにIT業界に入社してプログラミングを始めましたが、最初は何を作りたいとか一切無い状態でひたすらコンピュータサイエンスを勉強して、プログラミングを勉強してきただけで、その先に何を作りたいかが全くありませんでした。

ただ、ある新規事業の立ち上げを経験して、作りたいものがはっきりしたときに、メキメキ成長したので、早い段階から自分がその技術を使って実現したいことをイメージできていればもっと早かったと思いますね。まずはやりたいことを見つけようと言いたいです。

香西氏:自分も似たような考えがあって、基本的にシステムやインフラ、アプリケーションはセットになっているので、早い段階から全て自分で1から作るという活動をやってこればよかったと思います。そのために何を作りたいかが必要になってくるので、何を作りたいのか、どう実現するのかを自分で考えて実際作るところまで、経験回数を増やして行くのが良いよ、と言いたいです。

高橋:やはり目的が明確になることによって成長に拍車がかかるということなんですね。

山崎氏:僕はキミの思う通りでいいよってもう一回過去の自分に言ってあげたいですね(笑)。何が最短かは人の多様性に依存するので、回り道でも血肉になったらいいと思っています。最終的に仕事の価値というのは課題解決だということを忘れずに、後はどれだけ自分が納得するまでスキルを身につけるのかは人それぞれでいいかなと考えています。

幸福度を維持するために地域を残したい
高橋:改めて地域というところにフォーカスを当てて、トラストバンクに入社するという意思決定から、働く中でより鮮明になった取り組むべき課題など、もしあればお聞きしたいです。

山崎氏:僕はもともと転勤族だったので、都会にも田舎にもいました。ただ田舎にいたときが一番楽しかった思い出があります。自然に囲まれて、みんなで釣りしたり、木に登ったり。

これはよくカジュアル面談の時にお話しするのですが、”日本の給与所得ランキング”では、当然東京が一位で関東近郊が次に並んでいますが、逆に”都道府県別幸福度ランキング”になるとほぼ逆転して都会ではない地域が上位を占めます。

幸せを追求することは、経済(所得)とは関係が無さそうであるということと、今後人口減少していく日本の中で自然衰退する地域が生まれてしまうと、日本人の未来に幸せが残らないのではと思ってしまいました。過去の自分の原体験も含めて、地域を残すような活動をしないといけないですし、それはとても価値ある仕事だと感じています。

③ワークショップ 自分のエンジニア観を考える

※ぜひ読者の方々も一緒に考えてみましょう!

最後に、ワークショップを通して全員で自分のエンジニア観を考えました。キャリアを考える上で、自分の考えを言語化することで、より明確にこれからのアクションを考えやすくなります。一人でキャリアについて考える時間を取ることは難しいので、この機会にぜひ、自分の考えを言語化して文章に最後にまとめるというのをチャレンジしてみてほしいと思っています。

<やり方>
STEP①
問を3つ用意しているので、それぞれ3-5分くらい時間を取って自己内省をしましょう。

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STEP②
3つの問いに答えれたら、その言葉を一番上の文章に埋めていきましょう。

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<香西さんの例>
STEP①
問①あなたにとっての理想的なエンジニア像とは
方法問わず課題を解決するエンジニア

問②理想的なエンジニア像のために必要なこととは?
課題に対して当事者意識を持つこと

問③そのためにあなたが模索していきたいこととは?
地域が抱えている課題、会社が抱えている課題、組織が抱えている課題、あらゆる課題に対して当事者意識を持っていく

STEP②
私の理想のエンジニア像は、方法問わず課題を解決するエンジニアです。
そのために課題に対して当事者意識を持つことということをしていきたいと思う。
そのためにこれから地域が抱えている課題、会社が抱えている課題、組織が抱えている課題、あらゆる課題に対して当事者意識を持っていくという模索をしていきたい。

それぞれの問いに対して、和気あいあいと登壇者や参加者交えて言語化をしていきました。

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このワークショップを開いた経緯としては、自分自身これまでの経験の意思決定を振り返ることをすごく重要だと感じていたからです。キャリアという言葉はラテン語のcarrus「車輪の付いた乗り物」であると言われています。そこから、言語間をわたっていく間に車輪の通った跡(轍・わだち)を意味するようになりました。要は、キャリアを考えるとは、未来のことではなく、歩んできた道がキャリアなのです

私も社会人になってからいろいろな経験をしてきましたが、今思ってもこの経験は設計できないと思っています。ただ、その場その場の自分が歩んできたモノに対して意味をつけて考えることで、先に進んでいけていると感じてきたので、実際に振り返って歩んできた道をどういった気持ちで意思決定したのかってところが大事なのかなと思い、このワークを作りました。

採用情報

高橋:本日は約2時間ありがとうございました。では、最後にパネルダイアログやワークショップを通じて自分の中での仕事の軸というところを再度見つめた上で、せっかくの機会でもあるので、トラストバンクさんの採用情報をお聞きできればなと思います。

山崎氏:本日はありがとうございました。求めている人物像としては、CTOが言うから正義であると思う方ではなく、むしろぶつかってきてくれるような意志を持っている方に入社いただいた方が私も成長できるので、CTOを蹴落としてやるというくらい(笑)、意志を持って発信できる人と一緒に働きたいです。

そして、トラストバンクでは現在いろんな職種で人財を募集しています。登壇の中でいろいろお話させていただいたきましたが、これはただの私個人の意見で、トラストバンクには様々な人がいます。その多様性のあるメンバーを元気玉の集合体としたときに、チームとして最高の力が発揮できる、ひとりひとりの力を最大限発揮できる組織を作っていきたいと思っています。

E3ではカジュアルなご相談に日々乗っております。

業界経験10数年の代表大津は日々エンジニアの方と面談を行っております。会社員からフリーランス、経営者まで、幅広いエンジニアの方の相談に乗っており、キャリアプランのご相談や、市場についての理解度UP、転職、案件紹介など幅広く行っておりますので、ご相談の方は下記のフォームからお問い合わせください。

また、トラストバンク様に興味がある方もフォームよりお問い合わせください。

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