見出し画像

<エンジニアの本音を探る>働きたい企業の特徴って?【E3研究所】

こんにちは、E3編集部です。本日は、「仕事のやりがいは?」「企業を選ぶ基準は?」「働きやすい環境とは?」という3つの質問を軸に、エンジニアの本音を探っていきたいと思います!

E3とは

E3とは、エンジニアが「自己実現できる」、そして「そのために必要なものを得られる」コミュニティです。具体的には企業とエンジニアのマッチングに加え、勉強会でエンジニアのスキルアップをサポートしたり、メンバー間や企業との連携によるプロジェクトを組成したり、ランチ会やミートアップの開催によって横のつながりを強化するなど、エンジニアのためのコミュニティとして様々な価値を提供しています。
(▶︎詳細はこちら

【1】仕事のやりがいについて

まず、「エンジニアになって楽しいこと / やりがいを感じる瞬間」についてを質問いたしました。

e3記事_アンケート①

結果は・・・!?

e3記事_質問①

ランキング発表 〜筆者の解釈・感想を添えて〜

3位:お客様から感謝されたとき
週1回のランチ会で話す際にも「お客様にとってどうか」という視点でプロダクトを考えている方がE3メンバーにはかなり多いなという印象を受けます。自らの技術力で、お客様の課題を解決し、感謝されるという一連の流れにやりがいを感じることが多いようですね。(私もエンジニアの方には感謝をしっかりと伝えようと改めて思いました。)

1位:システムが動いたとき(同率)
自らが想像していた通りにうまくシステムが動いた瞬間に快感を覚える方が多いようです。「困難なバグを解決した時。」「設計(実装)が変化に耐えられた時。」「難解なバグの原因を発見した時」というコメントを書いてくださる方もおり、自分が描いたものが想像通りに動く瞬間にやりがいを感じることが多いようです!

1位:世の中の役に立っている感覚(同率)
これは、「お客様から感謝されたとき」に少し似ていますね。自分が携わり生み出したプロダクトが、世の中の課題を解決しているという感覚が大事なのだと思います。特にC向けのサービスだと、実際にプロダクトを使っているユーザーを見ることにモチベーションを感じるという声もありました。

その他に、以下のコメントもあがりました。

・仕事仲間と技術知見を共有することが楽しいです。
・エンジニアリングやればやるほど分かること分からないことが増えていって永遠に学び続けられる
・難解なバグの原因を発見した時
・自分やチームの技術的チャレンジが事業の成果に繋がった時

【2】企業を選ぶ基準

次に、「仕事を始める上で重視するポイント」について質問いたしました。

e3記事_アンケート②

すると以下のような結果になりました。

e3記事_質問②

ランキング発表 〜筆者の解釈・感想を添えて〜

3位:成長環境か(自分のスキルアップやキャリアアップにつながる)
エンジニアにとって、スキルと経験は資産です。エンジニアにとって「成長環境」とはどういう要素なのか、今までやっていたことと新たに挑戦することのバランス、トレンドに合った言語選択、ツールのアップデートなど、組織や事業の戦略作りにおいても「メンバーの成長」という観点を入れ込むことは非常に重要であると改めて感じました。

2位:社員の人間関係の良さ
仕事は人生の中でも大きな時間を占めるものなので、人間関係は良好なほうが当然いいですよね。それはエンジニアにも当てはまること。また、躓いたときに助け合えたり、質問しあえるような環境だと働きやすいですね。

1位:給与や賞与が高い
当然お金は大切です。しかし、ただ給与が高ければいいというわけではなく、自身のスキルや貢献に見合った適切な給与評価がされているかという点がやりがいに通じるのではないかと思います。エンジニアの評価制度は難しいという声をよく聞きますが、なるべく多くの人が納得できる基準を設けていくことが選ばれる職場環境への近道かもしれません。

逆に、意外にも企業経営が安定しているかどうかは、あまり重視していないという結果となりました。特にE3にはフリーランスエンジニアも多いため、企業に頼らず自分のスキルを高めていく点にフォーカスしている人が多いようですね。安定への1番の近道は個人のスキルアップですので、そこが叶えられる環境を選んでいくのは非常に理にかなっている優先順位だと思います。

【3】働きやすいと思う環境

最後に「働きやすいと思う環境」について質問いたしました!

e3記事_アンケート③

すると、以下のような結果になりました!

e3記事_質問③

ランキング発表 〜筆者の解釈・感想を添えて〜
際立って3つに票が集中したことに驚きでした!

2位:リモートワークが可能(同率)
やはり、コロナ禍において、リモートワークができるかは重要になってきますね。ただ、”リモートワーク”という言葉が出始めてから、こんなにもはやくランクインするとは、思っていなかったのでびっくりしています。これから多様な働き方が広がっていくと思うと、注目される働き方ですね。


2位:友達のようにフランクに声がかけやすい雰囲気(同率)
エンジニアと聞くと、パソコンに向かっていることが多く、人と話すことは少ないと思っている方もまだまだ多いと思います。しかし実際は、社内でのコミュニケーションを大切に思っている方が非常に多いです。

(筆者は、今更ながら最近「逃げ恥」を見始めて、星野源さんが働いている職場のような雰囲気がとても素敵だと思いました。)

逃げ恥_写真

1位:互いの働き方に理解があり、柔軟に働くことができる
E3に所属するエンジニアのうち約7割ほどの人はフリーランスなので、業務委託としてプロジェクトに関わる中でその多様性を認め合える風土かどうかというのは重要になってくるのだと思います。今後もエンジニアの需要は高まり続ける一方で、スキルが高いエンジニアの採用が難航していくことを思うと、さまざまな雇用形態のエンジニアで組織を構成することも増えると思います。その中で互いの働き方やスタイルを柔軟に認め合えるようなカルチャーを能動的に作っていくことは非常に大切ですね。

また、それ以外の項目にはあまり票が入っておらず、実際働く会社には、シャッフルランチや社内での勉強会はあまり求められていないとも思われる結果になりました。そういう機会を作らなくても、社員同士の関係性がよければナレッジの共有等は自然と生まれるのかもしれませんね。

その他に以下のようなコメントをいただきました!

・案件の責任者と直接話が出来る(間に『誰か(社員等)』を通すような「伝言ゲーム」にならない)
・メンバーの主体性を尊重する文化がある(マイクロマネジメントする必要が無いくらい個々人が自立していることが前提)
・事業に対して途中からでは無く全体を通して関われる環境であること

ありがとうございます。

今回の結果を採用目線で見てみる

今回のアンケートから、採用担当目線で考えると、下記の点が大事だと感じました。

①働き方の多様性を受け入れる職場環境の用意

優秀なエンジニアであればあるほど、多様な選択肢から働く会社や案件を選べる傾向にあります。
今回、「リモートワークが可能であること」、「お互いの働き方に理解があり、柔軟に働くことができる」、ことへの需要の高さが伺い知れました。
より優秀なエンジニアを採用するには、リモートやフレックスなど働き方の多様性を受け入れていく必要がありそうですね。

②改めて、人間関係は大事

今回のアンケートにおいて、「友達のように話しかけやすいフランクさ」や「社員の人間関係の良好さ」がランクインしました。考えてみれば当たり前ですが、気軽に相談できることを重要視するエンジニアはとても多いです。
コロナ禍でよりリモートワークが進み、人との関わりが減ったことで、雑談が減って寂しいという声を多くのエンジニアから聞きます。よりフランクに話しやすい関係性をより求めている方が増えているかもしれません。
採用においても、そのようなカルチャーがあれば、率先して表に出すことや、日常的なコミュニケーションが生まれる施策を検討するのも良いかと思います。

③世の中の役に立つ仕事か?感謝されるか?

また、世の中の役に立つこと、お客様に感謝されるということもランクインしています。採用の際に、社会的な意義があるかどうかを文脈を持って語れることや、お客様やメンバーから感謝される情景をしっかりと伝えることも重要だと感じます。

最後に

E3のエンジニアを対象に開催するミートアップイベントへの登壇(現在無料)をご希望の方は、ぜひお気軽にこちらのTwitterからDMでご連絡をいただけますと幸いです。

E3 Twitter:@Ethree_official

ミートアップについての詳細はこちらの記事から

エンジニアと企業のマッチングや採用活動全体の支援についても、お気軽にご相談ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?