白血病と診断され入院となった日①

今回は、いーたんが入院することになった当日の模様を
いーたんの体調、入院するまでの一連の流れで2回に分けて書きます。

当日は朝までいつも通り家族4人で過ごしていましたが、
昼頃には病名が発覚し、夕方には入院と
今までの日常が一変する激動の一日で鮮明に覚えています。

少し長くなりますが時系列を追って記します。


2022/01/27 ㈭ 入院前日
夕方より、発熱と鼻詰まりの症状がでる。
実は12月半ばころから発熱と鼻風邪を繰り返して調子悪い状態が続き、1月に入ってからは咳もでるように。

はじめは予防接種や乳児検診を受けるかかりつけの小児科に通い、
鼻風邪の診断を受け薬の服用していたが全快とはならず、
治りかけてはぶり返すという状況が続いていた。
そのため1月からは他2つの小児科にもセカンドオピニオン的に通ったという状況であった。
(※いーたんの体調の変化・小児科通いについては、子どもの病気の「もしかして?」のきっかけになる大事なポイントとなるので別途記事をアップします)

2022/01/28 ㈮ 入院当日
翌日から土日を挟むので、その前に診察と薬を処方してもらおうと
朝イチで小児科へ。
この日行ったのは3つ目に通い始めた小児科。
先生の説明や診察の様子が信頼できたため、ここ2週間ほど通っていたところだった。

9:30~
咳がケンケンと変な音がし、かつもともと色白ではあるがそれでも顔色が悪く貧血の疑いがあるため、大きい病院で検査入院できるようにと、紹介状をもらうことに。
意図としては、咳が出ていたためもし週末に自宅で喘息になると大変だから
点滴で栄養補給などし体調回復をする週末一時入院の名目で行けるようにとのことだった。

11:00~
紹介状をもらった大きな総合病院へ。
コロナ禍のため、主題である小児科受診前にまずは感染症検査をしないと入れないとのことで抗原検査をする。
いーたんは、朝より鼻詰まりがひどくなり
うまく母乳を吸えず朝の授乳以降水分補給もできていない状態。

12:00~
抗原検査で陽性。PCR検査も行うけどおそらく新型コロナウイルス感染で間違いないとのこと。貧血の疑いもあるから血液検査もしてもらう。

長く風邪が続いて、免疫が下がっていたからコロナ感染してしまったんだと思い原因が分かり良かったと思う反面ケンケン変な咳をしているから肺炎にかかってないかが心配になる。このまま入院するのかなとも考える。

13:00~
血液検査の結果がでる。
白血球の値が異常値であり、白血病の疑いが高いと診断。
(幼児の基準値6,000~18,000のところ、360,000と約36倍も高い)
またヘモグロビン(赤血球)の数値も低く貧血であることのこと。

たった1時間前に、コロナと診断されただけでも信じがたい事実であったのにも関わらず、今目の前でいーたんが白血病(=血液のガン)という現実を突きつけられ事態を飲み込めない状況であった。

コロナ感染でも白血病でもどちらにせよ直ちに入院が必要であるが、
この総合病院では、【コロナ】×【小児がん】という条件で受け入れが難しいとのこと。
白血病の治療も行える最適な条件での病院を探し転院することに。

14:30~
夫とは、LINEで常に状況を共有していたが、
さすがに一人でこの現実を受け入れる自信がなかったため
病院にきてもらうように頼み、合流。

いーたんは腕に点滴と、足の指に酸素を測る機器、
それから鼻と口当たりに酸素マスクをつけられている状態。
朝までの様子がうそかのように、どんどん体調が悪くなり
息苦しく、母乳も飲めないでずっと泣いている。
コロナが急速に体調を悪くしているのか、白血病のせいなのかもわからなく
元気がなくなる娘を目の当たりにしてただただこわくなる。

15:30~
受け入れ先の病院が決定。
救急車で今いる都内の総合病院から、都内の小児の総合病院へ搬送される。
保護者は1名のみ同席可能のため、わたしがいーちゃんを抱っこしながら救急車へ乗り込む。
この時点で家族全員コロナの濃厚接触者と判定されているため、
夫は上の子の保育園お迎えに向かう。

息苦しく授乳もできなく水分補給も栄養補給もできてないいーたん。
ずっと泣いていたけど救急車の中で、抱っこしながら少し寝れた。

16 :30~
入院先の病院へ到着。
いーたんはすぐに救急治療室へ。
わたしは濃厚接触者扱いで別途個室待機。


>>次回
この後、診断を終えた主治医からの病状説明を聞き入院へ。


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