見出し画像

【岡戸 伸樹(おかど のぶき)】日本HPがサプライヤーとして参入しているeスポーツ事業について

PC(パソコン)で有名な日本HPは、eスポーツ事業に参入しており、ゲームPCブランド「OMEN」を販売することで、eスポーツ業界に大きな影響を与えています。

今回は、株式会社日本HPの代表取締役社長である岡戸伸樹の紹介と、eスポーツ事業での取り組みについて紹介したいと思います。



■岡戸伸樹(代表取締役社長)の人物紹介と経歴

岡戸伸樹(おかど のぶき)の紹介

<人物紹介>

岡戸伸樹は、1974年8月生まれ、愛知県出身で、1997年3月に一橋大学商学部を卒業後、2003年に日本HP(当時、日本ヒューレット・パッカード株式会社)に入社。
Eコマース事業本部長やコンシューマ事業本部長、デジタルプレス事業本部長などを経て、2021年11月に代表取締役社長執行役員に就任。

<経歴>

  • 1997年:一橋大学商学部を卒業

  • 1997年:アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社後、数社を経験

  • 2003年:日本ヒューレット・パッカードに入社し、エンタープライズ事業で経営企画、マーケティングなどを担当

  • 2009年:パーソナルシステムズ事業に異動

  • 2015年:日本ヒューレット・パッカードの分社に伴い、日本HPへ執行役員、Eコマース事業本部長に就任

  • 2017年:常務執行役員、Eコマース事業本部長兼コンシューマ事業本部長に就任

  • 2019年:常務執行役員、デジタルプレス事業本部長に就任


■日本HPのeスポーツ事業について

日本HPのeスポーツ事業

<HP&KADOKAWA esports PROJECTとは?>

・コンセプト
HP&KADOKAWA esports PROJECTは、日本HPとKADOKAWAグループが協力して開始したプロジェクトです。
近年の社会情勢の変化により、家族や友人、同僚とのコミュニケーションが難しくなっています。

このプロジェクトは、ジャンルや世代を超えて楽しめるゲームを通じて、多くのプレイヤーが集う新しい場を提供することを目指しています。

・FAV gaming
日本HPはゲーミングブランド「OMEN」のPCを提供し、FAV gamingを支援しています。
特別インタビューでは、OMENのPC、キーボード、マウスが揃ったFAV ZONEで、VALORANT部門の選手たちの素顔に迫っているので、チェックしてみてください。プロ選手として、ゲーマーとして、そしてプライベートな一面まで、ここでしか見られない姿を収めている貴重な動画になっています。

・FAVZONE
この約90㎡のフロアには、13台のハイエンドゲーミングPC(OMEN 30L)や98インチの大型モニターが設置され、トレーニングルームとしてだけでなく、撮影スタジオやイベント会場としても利用できるeスポーツ専用施設です。
通常時は、KADOKAWA Game LinkageがプロデュースするKADOKAWAグループのプロeスポーツチーム「FAV gaming」の拠点として、選手たちが強化トレーニングを行っています。

また、eスポーツに興味のあるユーザーや子供たち向けのワークショップ、中高生のeスポーツ活動への貸し出し、ゲームコミュニティ向けのオフライン大会など、一般の人々が参加できる機会も設けています。
この施設は、eスポーツファンが集い、交流する場として機能しています。

<ゲームPCブランド「OMEN」>

OMENの理念は、“PLAY to Progress”です。
勝敗に関係なく、真摯にゲームに向き合うことで成長できることをモットーとし、販売を行っています。

・OMEN 40L DESKTOP
第12世代インテル® Core™ i7プロセッサー搭載で実現する卓越したデスクトップ級のゲーム体験。
圧倒的なパフォーマンスで未来を切り拓き、ゲームの中心へ飛び込めるのがコンセプト。

・OMEN16
第12世代インテル® Core™ プロセッサーを装備し、ゲーム体験をさらに強化した最新モデル。
NVIDIA® GeForce® RTX 30シリーズや高性能ディスプレイなどの機能も健在のOMENの新たな標準モデル。

<eスポーツに関する社会貢献活動「eSports Education Project」>

2021年7月に株式会社日本HPは認定法人キッズドアと協力して、中高生のITリテラシー向上を支援するための活動を開始しました。
この取り組みの一環として、東京都江戸川区の共育プラザ中央にeスポーツ環境を整備しています。

中高生からの意見を反映し、ゲーミングパソコンやその他の機材を提供しています。これにより、地域の子どもたちが無料でeスポーツに触れることができる場所を作り上げました。
地域の児童館とも連携し、PC、キーボード、マウス、椅子などのゲーミング設備一式を整えました。
ゲーミングPCルームの設営や使用ルールの作成には、江戸川区の中高生と社員ボランティアが協力し、2021年7月のオープン前には、社員ボランティアがeSportsのマナーについての講義も行いました。

2022年末までに、4,125人の学生がeスポーツコーナーを訪れ、ゲームを通じてIT知識を深めました。
この取り組みは、子どもたちと保護者との交流を促進し、キッズドアのメンバーは子どもたちのコミュニケーションスキルの向上にも寄与したと考えられます。

日本HPは現在もこのプロジェクトへの資金提供と支援を継続し、eスポーツを通じてITに興味を持つきっかけとなる場を提供し続けています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?