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成果を出すために必要なこと

4月からnoteを始め、「4月は20記事くらい書こう!」と思っていたのにわずか数記事しか書けませんでした。

思い当たることがいくつか。実は4月の10日過ぎくらいから通訳の仕事がなくなり、気分的に落ち込んでいたこと。例年、年度始めの4月はそんなに仕事が多くないのですが(スタートダッシュで予算を使い始める企業は少ないので…。仕事の依頼が本格化するのはだいたい連休明けにはなります)、今年は去年より影響が大きく、早いもの勝ち案件の獲得がうまくいかず、大きく予定が空いてしまったのでした。

これが1週間程度であれば、「しっかり勉強しよう」という気にもなれたのですが、さすがに3週目になると気分が落ち込んでしまったのでした。通訳の仕事がない時は翻訳の仕事が舞い込むというラッキーにも恵まれて昨年はなんとか乗り切ったのですが、多くの同業者の苦労が偲ばれる月になりました。

この事例からわかること。物事を達成したり、能力を伸ばすためにはストレス管理や情緒の安定が必要だということ。若いうちは、「試験に合格したい」「宿題だからしなければ」というような、強迫感や切迫感により一定程度努力を持続することができるかもしれない。でも、大人になってくるとそれはだんだん難しくなってきます。気力・体力が落ち、自分が自由に使える時間が少なくなり、仕事や生活からくるストレスも大きくなる。そんな中で時間をかけて何かを成し遂げようと思ったり、能力を引き上げるためには若い頃にはあまり気にしなくてもよかった工夫が要るのかな、と思うようになしました。

特に、昨年来のパンデミックにより、日常的に恒常的にかかってくるストレスは増大しています。いわゆる自粛疲れもある。今まで以上にストレス管理は重要になってくるでしょう。

私の失敗のもうひとつの要因は、しっかり習慣化ができていなかったこと。習慣化についてはすでに色々な情報がありますが、この記事などがまとまっていてとてもよいと思います。

習慣化のコツを目標別に徹底解説! 勉強・運動・早起きを継続する方法とは

この中に失敗する要因が色々と書いてありますが、私の場合は「アクション・トリガーを設定する」「やる気に頼っている」というところが特に問題だったかな。5月はそのあたりを工夫してみたいと思います。

あと、もう一つはモチベーション(動機、きっかけ)ですね。講師をしてきた経験から言えるのは、「○○が出来たら報酬が上がる」「ほめられる」等の外的な動機に基づいている場合より、「作業することそのものが面白くてたまらない」等の内的な動機に基づいている場合のほうが、努力が継続しやすいです。もちろん、外的な目的が悪いと言っているのではなく、短期的な目標を一点突破するには大変有用です。でも、何年という単位で継続しやすいものは内発的な動機に基づく活動と思っています。

(ちなみに私のモットーは「一芸とりあえず10年」です。通訳も、バレエも、ピアノもそんな感じでした)

だから、長続きしないものはそれに取り組む動機を改めて考えてみたらどうかな?と思います。それに取り組むことが、自分の心の深いところからの喜びになっているでしょうか? 自分の真の望みを満たせるもの・活動は実は今やっていることとは違うかもしれません

そういう問いを自分自身に投げかけながら、5月を過ごしていきたいと思います。

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