誘うのが苦手という話
奢り奢られ論争みたいなの、あるじゃないですか
あれ、奢る方が圧倒的に気楽じゃないかと思う
自分が男性で、相手が心を射止めたい異性であるならどんなにプランニングが楽か
もちろん財布は痛いだろうけれども
わたしが誘った場合、わたしは好きな相手と過ごせるだけでハッピーだけれども
相手はどうか、となると自信がない
一緒に過ごす時間の価値を高めるために、なにかすてきな体験ができないか考える
テーマパークに行くとか、
美味しいものを食べるとか
しかし魅力的な体験はお高いのである
無料ペアチケットを手に入れたと偽るという古風な手も使えなくもないけれど、それはそれで相手の好みや都合に合わせづらいし、何よりわたしは嘘をつくのが苦手なので
あるいはわたしが友だちの預かってる子の友人sまでリゾートに連れて行けるような鈴木園子ばりの富豪なら良かったのだけれども
しかしわたしは悲しいくらいに庶民で、そして我々は対等な友人関係で、
何をするにしても相手の財布を開かせてしまうわけで
となると相手にとってコストに見合う体験なのか
という問題が重くのしかかる
だから、遊ぶプランを立てるの、
すごくしんどいです
誘われたものにのこのこついて行って
全力で楽しんでみせる方がどんなに楽か。
だって誘ってくれたということは、"それがやりたい"か"わたしと行きたい"は、どちらかあるいはどちらも担保されている ので
話逸れて、
嘘をつくのは苦手だけれども、覚悟を決めればきちんとつき通すことはできると思う
いつかなにか大切なものを守るためにつくかもしれない嘘を、絶対にそれと気づかせないためにも、それ以外のとこでは誠実に生きてる
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