マニラの後では天国~マレーシア クアラルンプール旅行~
前回の記事「マニラで色々大変な目に遭った」から1カ月後、懲りずに今度はマレーシアのクアラルンプールに2泊3日行ってきました。
(元々予定していたので・・・してなかったら心折れてていかなかったかも。)
1. 移動がラクすぎる
クアラルンプール(KL)は電車が発達していて、移動がとても簡単。
空港 → 都市の主要駅であるKLセントラルまではKLIAエクスプレス、主要駅 → 各駅まではモノレールで移動できる。市内は電車MRT等も走っており、非常に便利。
Grabという交渉不要で安心安全な配車サービスが出てから東南アジアでの移動は格段に楽になった。だけどいまだに電車のほうが楽だし安心感がある。少なくとも絶対予定外の所に連れていかれない安心感。
そもそも電車を作るくらいの財力があるなら、一定発展していて安全度も比較的高めの都市だから、街にいてもリラックスしていられるのかも。
郊外に行く電車もあり、車内には「男女のイチャイチャ禁止」という注意書き。ここでようやく宗教が世俗に影響を強く与えている感を感じる。
2. ショッピングモール天国
シンガポールと同様、大型ショッピングモールが非常に多い。ショッピングモールあるあるで、どこも同じようなブランドが並んでいる。シンガポールとの被り率は95%と推測。
残念ながら日本ブランドは見かけない。考えてみると電化製品以外でモールに入るような日本の比較的高級ブランドってあまりないかも。切ない。
高級ブランドじゃなければ、ユニクロ、無印、DAISOという鉄板があるけど。あと日本食。
富裕層向け有名モールの一つ、ペトロナスタワーにあるSuria KLCCにはISETANが入っていて日本商品はたくさんあるものの、残念なことに楽しそうじゃない。日本的な装飾がされているわけでもなく華やかさもない。他の店と比べて白色蛍光灯なのが暗い印象を与えており、行ってみようという気を萎えさせる。
日本性を押し出さず、現地に溶け込むデパートにしたいのかもしれないが、魅力を感じない。今後の行く末が不安。がんばれISETAN。
3. 食事美味しい!値段も優しい!
肉や魚の鮮度も高いせいかとても美味しかった。肉は柔らかく、魚は歯ごたえをしっかり感じられた。日本食の店に行けば刺身や寿司も美味しいのではと期待させられる。
ただしシンガポール基準での感想なので、日本ならもう少しだけお金を出せばもっと美味しい生鮮が食べられる。
だとしても、こんな近いところに、シンガポールよりはるかに安い値段で美味しい生鮮を食べられる喜びをかみしめました。
味付けも比較的薄味で日本人になじみやすい。長く住むならKLって実は良いかも。
ただ、会社のローカルメンバー(シンガポールorマレーシア育ち)に聞くと、マレーシアの方がシンガポールより油っぽい・味が濃いっていってた。どこの世界線だ。食べてる場所や選ぶ食べ物が違うのかも。みんな日本旅行で食事が楽しいっていうから「日本食って味薄くない?」ってきいたら「ラーメン、とんかつ、丼モノとかしっかり濃味するよ」と言われた。確かに。
以下が、2泊3日中に食べた美味しかった食事
Kedai Kopi Lai Foong
セントラルマーケットに行く途中でみつけたフードコート。肉まんがとても優しい味付けで胃に染み渡る。
Salon du Chocolat
チョコレートがたっぷりかかったクレープ。チョコレートはちょっともったりしているがおいしい。店のおしゃれな雰囲気とお値段を考えると幸せになる。
KOMUGIのプリン(150-200円)
コンビニの美味しいプリンクオリティ、だけどそのクオリティ、シンガ住まいには感動です。
マスジッド・ネガラ前の屋台のマンゴーシェイク(6RM/180円)
たっぷり実が入ってこの価格という驚き。嘘かと思った。
Sun Fong Bak Kut Teh
白菜やエノキ等の野菜も入った、漢方の香りが漂うマレーシアバクテー。
PuPuPu
アイスラテと焦がしチーズケーキ。
アイスラテは、香りがしっかりしており、飲みやすい味わい。個人的にはもっと深いコクが好みだが全然OK。チーズケーキは、ちゃんとチーズケーキ。美味しい。
4. 浮浪者がたくさん
浮浪者という呼び方が今時OKなのかわからないけど、浮浪者を普通に見かけた。日本の都心やハワイのワイキキ外と似た感じで、。だいたいが道端で寝ているか座っているか。
その中でも印象的な浮浪者と二人すれ違った。
一人は道で見事な腹を出して堂々と寝ているおっさん。
もう一人は、瘦せ型で上半身裸、1年は風呂入っていないなという風貌だけど、とても堂々としたおっさん。威厳さえ感じた。我が道を行く力強さを感じて、とても印象に残った。
5. 美しいイスラムモスク
クアラルンプール最古というマスジット・ジャメは、髪の毛さえ隠せればOKということで、エアリズムパーカーのフードで頭を隠していけた。コロナ明けたばかりということもあってか、客は他に2~3組しかいない。幾何学的で柔らかい曲線の建物が美しい。カラッとして真っ青な空を背景にみると、白いドームが良く映える。内装も外装もゴテゴテしておらずスッキリしているのが好き。
6. バトゥ洞窟 - 突然のインド
クアラルンプールの郊外に位置するヒンドゥー教の寺院。
クアラルンプールは比較的きれいな街だと思うが、ここは突然カオス。
カラフルに彩られた急勾配な階段をあがると、切り立った崖の途中に洞窟がある。
中にはいくつか祭壇や偶像があり、僧侶がお参りに来た信者に儀式をしている。インド系の中には裸足の人がいて、おそらく裸足がデフォルトっぽいが特にそのような指示はなく、裸足の人と土足の人が入り乱れている。
食べ物が端に寄せられて異臭を放っており、その近くを鶏たちがウロウロしている。時に甲高く叫ぶ。
なんか、インドって感じ。
7. チャイナタウン
とても小さい。神戸のチャイナタウンくらいの規模感で、短い一本のメインストリートがありそれを挟んでお店が並んでいる。シンガポールと似ており、住むというより観光・ショッピングの場所という雰囲気。マニラのチャイナタウンは人が住んでいる感が強かった。横浜中華街も観光・ショッピングの印象が強い。発展していくと観光地化してそうなるのかもしれない。
8. まとめ
とても平穏な気持ちで街を楽しむことができた。英語も通じるので、コミュニケーションに不便しないし、移動もラク。シンガポールと比べて、食事も安いわりに美味しい!なにより食材新鮮!
また来たいと思いました。
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