マニラ旅行したら色々大変な目に遭った 前編
2泊3日でフィリピンのマニラに夫婦で旅行してきた。周囲には「セブ島ではなく?」「マニラに行って何するの?何もないよ。」とか聞かれたが、一度も行ったことないし~、くらいの気軽な感じで行ってみた。その結果、睡眠薬強盗とかに遭うハードな旅になった。
行く前からその片鱗はあった
旅行前にマニラ経験者からは「絶対にタクシーを使うな、Grab(ウーバーの東南アジア版)を使え。タクシーだと強盗される可能性があるから。」と言われていた。駐在者からは、数年間で2~3回銃をつきつけられて現金を取られた経験があるともきいていた。
イミグレを出たのは19時半頃(危ない国ならちょっと避けたい時間帯)。空港の入口で早速Grabで車を呼ぼうとしたら、まるで掴まらない。需要過多になっているみたい。タクシーに靡きそうになったけど、二人でそれぞれのGrabから粘りに粘って30分後にようやく一台掴まえられた。何事もなく、ホテルに着けました。
街は20年前の東南アジアって雰囲気
2000年代に東南アジアを旅したとき、道沿いに広がる屋台、バイクの騒音、新しくてきれいな看板もすす汚れた古い建物もゴッチャになったカラフルな街並み。全部が一緒くたになって私の記憶の中で「アジア」というイメージを作っていた。だいたい15年ぶり、2020年前後にシンガポール、バンコク、ベトナム、台湾を再訪したときは、あの頃のゴチャゴチャの多くは複数階建ての大型ビルに回収・整備されていて、もうあの頃の「アジア」はないんだなと思っていた。
思っていたら、ここに残ってた。ついでに車の窓を叩く物売り、勝手に車の窓を拭いてお金を要求する大人&子供、しつこい客引きも。こういうのスルーするのがめんどかったなー、と思いつつ、もうなくなったと思った思い出の場所が残ってた!と勝手にノスタルジィな気分になった。
旅の前半は平和(G除く)
マニラ大聖堂、チャイナタウン、ローカルマーケット等、マニラの観光所を回ることはできた。気付いたのは・・・とにかく子供がやたらめったら多い!
どこででも楽しそうに遊んでいるし、サラッと物乞いしてくる。大きなローカルマーケット(Divisoria Market)にやたら子供用玩具・衣服の売り場が目に付いたのは、子供マーケットが大きいせいか。
移動に利用したトゥクトゥクも子供連れだった。15年前でさえ、他の東南アジアを旅したときに子連れのトゥクトゥクなんてみなかった。カトリックパワーかもしれない。
脱線するが、トゥクトゥクは人の良さそうな顔の運転手を選ぶのが鉄則。これで大抵は外れない。人は見た目が99%。今回も、優しい顔をしているトゥクトゥクのドライバーにお願いして、トラブルなく運んでもらいました。
一方で、ものすっごいGと出会った。
1日目は夜にホテルに戻る途中、ふと足下をみるとGが。うぉっと思って避けるとそこにもGが。以降2~3歩ごとにGが。よくみるとヨロヨロとしており、あいつらの普段の俊敏さが皆無。恐らく殺虫剤をまかれて外に出てきた末の、瀕死のステージだったっぽい。しかし・・・ヨロヨロしていてもコワいものはコワい。
二回目の邂逅は2日目の昼、セブンイレブン。日本のセブンはコーヒーマシンのところを、マニラのセブンはジュースバー。紙コップを買ってファンタやオレンジジュースをセルフで入れる方式。店内に設置されたジュースバーをちょっと遠くから眺めていたら、ジュースの注ぎ口が何だかぬるぬると黒く動いている。。。まさかとちょっとだけ近くに寄ってみてみたら、Gでした。ガクブル。
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