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身体が冷える前にチャレンジ

今お風呂から上がってこの文章を書いているのだけど、とても身体がポカポカしている。このポカポカが消える前に日記を書き終わらせるというチャレンジをしてみようと思う。しかしそんな日に限って書きたいことが浮かばない。

人間が眠くなるのは、体温が上がってから下がる時に眠気が来るらしい。多分私の体温は今着々と下がっているので、刻一刻と私の眠気は迫っている。眠気が迫っている時に液晶画面に目をむけているのはものすごく良くない。本当は寝る前ヨガでもやってキャンドルなんかつけたりして、よーし寝るぞという準備をするのが望ましい。
しかもそんな体温が下がり切るまでに書き終わるチャレンジなんかしてしまったからには気持ちが焦って寝るどころではなくなる。私の体温は眠りに向かって下がっているのに私の脳は着々と覚醒している。
でもそういう矛盾こそ人間というものだからして、これはもう仕方がないとあきらめるほかない。


私が愛読しているある人の文章と、ものすごく酷似した形式で文章を書いている人がいて、あ、この人はあの人の文章の形式を真似ているんだな、と分かった時に共感性羞恥というものを感じた。
私もいくつかの人の文章に確実に影響されていると思うので、自分の文章を読んだ人もそういう共感性羞恥を感じるのかもと思うと、心臓が縮みあがった。
でももうこれは文章を書くにあたって避けられないのかもしれない。形式が誰の真似であっても、自分の文章だと胸を張れるならそれでいい。書くことがまずは大事だ。と、自分に言い聞かす。


中学の頃も、毎日日記を書いていた。デコログという、かわいいデコ文字が使えるブログを使っていた。ブログの内容は何一つ覚えていないほどテキトーに書いていたのだが、ただ一つ、タイトルだけ異様にこだわっていた。まずタイトルの文字数を必ず12文字きっかりに収めることで、タイトル一覧ページを見た時、記事の横幅が全て揃って遠目で見たら長方形になるようなページになっていた。もはや現代アートの世界観と言っても過言ではない。それに、ブログの中身とは全く関係のないタイトルにして、なんだこれ?と思わせたり、ちょっとクスッとさせるようなタイトルにすることを心がけていた。コピーライターさながら中学生。

本文ではなくタイトルでウケを狙うとか、高校受験は絶対に試験を受けたくないから必死で推薦を狙ったりとか、自分は土俵に立たず、真っ向勝負はできるだけせず、なるべく目立たずに横道を通って気持ちよくなりたい、みたいな捻じ曲がった欲望があるなあと思った。

だから土俵に堂々と立っている人は憧れる。
でも横道を探すのは結構楽しいから、これからもそうなんだと思う。

完全に身体冷えた( ;  ; )

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