ハンバーグ

「今日の晩御飯何?」って聞いて、
「ハンバーグ」って母が返した時のちょっとした高揚感が好きでした。
昨日はお魚だったから今日はお肉かな、そんなことを考えながら帰ってきて、母が向き合う調理台に並ぶお肉の塊を見た時、今日も頑張ってよかったって思えたんですよね。
でも今は一人暮らしで、自分が作らないといけないからそういうドッキリ要素はなくなってしまって、代わりに作る楽しみが出来ました。それもまた一興ではあるんですが、誰かに作ってもらうハンバーグの方が僕は好きだったりします。
作って見た感想は意外と簡単でした。余談ですが、僕は初めてのものに対して偏見というか先入観というかが強いらしくて、実際やって見ると、あれ?そんなに難しくないや、ってなることが結構あります。
さて食材ですが、「合い挽き肉、玉ねぎ、たまご、パン粉、牛乳、塩、ナツメグ、牛乳、ブラックペッパー」こんな感じです。
初めにみじん切りしておいた玉ねぎを飴色を少し通り過ぎたくらいになるまで炒め、別皿にとって粗熱を取っておきます。ボウルにそれぞれの食材を分量通入れ、手で混ぜて整形すればあとは焼くだけです。しかし私は今回、あろうことか塩を入れ忘れてしまったので、少し物足りない味付けになってしまいました。ちなみに、食材をこねる時は氷を一緒にいれておくと手の熱が肉に伝わりにくいのでいいらしいです。
焼きの工程は、両面に焼き目をつけた後十分程度蓋を閉じて蒸し焼きのようにします。火が通っているかどうかは、ハンバーグから出てくる肉汁の色が透明であれば良いと言われていますが、実際やって見てあまり透明ではなかったのですがしっかり中まで焼けていました。しかし、火がの通りを気にしすぎたせいで見てくれが少し悪くなってしまったのが残念でした。
実食したところ、普通に美味しかったです。先に述べた失敗も気にならないくらいに上出来でした。ハンバーグって、案外アバウトな料理なのかもしれませんね。
ご馳走様ハンバーグ、また作るからね。

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