見出し画像

ケトジェニックな補食にMCTプロテインシェイク

よーくシェイクするとクリーミーな口あたりに
私は補食(低血糖があったり疲労が続くときにとるとよい)にヘンププロテインパウダー30g、MCTオイル30cc、デカフェコーヒー粉、シナモン、豆乳100cc(スキムミルクでも)に少しお湯を加え、よーくシェイクしたものを摂ります。※低血糖や貧血がなければ、これを朝食替わりにして16-8のファスティングをしても良いと思います。(私も自己責任でやってます笑)ちょびちょび摂っていると、11時くらいまでお腹が空きません。頭がさえて、体もよく動きます。
注意)MCTでお腹壊す人は、MCTパウダー使うとか、3gくらいから初めて下さいね。

シェイクしやすい形で、保温(冷)性の高いボトルを2つ持っています。とても便利です。

MCTオイル(ココナッツオイルの中鎖脂肪酸だけを利用したオイル)
いわゆる「中鎖脂肪酸」は、長鎖脂肪酸(一番日本人が摂っている脂肪酸)よりもエネルギーとして使われるのが断然早く、ケトン体も作りやすい油です。糖質を抑えて、エネルギー源を脂質にシフトさせるケトジェニックダイエットには欠かせない油です。

MCTには他にも様々な効果が
ダイエットやケトジェニック食に利用されるMCTオイルですが、他にも
・抗菌、抗真菌作用
・抗炎症にはたらくマクロファージを活性化する
・糖質の渇望(シュガークレイビング)抑制
・低血糖対策
などにも大いに期待ができます。ぜんぶ説明すると大変なので、このうち低血糖対策について書きます。

まず低血糖とは
低血糖とは、血液中のブドウ糖(グルコース)の濃度が必要以上に低くなってしまうことで、ふるえや動悸、集中力の欠如などの症状がみられます。私はファスティング中、夜間低血糖があり、明け方50mg/dlくらい(健常人では70〜140くらい)になることがあります。低血糖になると体は血糖値を上げようとして、交感神経優位となりアドレナリンやコルチゾール分泌され、これがイライラや不安、不眠の原因となります。⤵︎ ⤵︎こんな感じ。赤いところが低血糖。目が覚めます。

さて、この低血糖ですが、肝機能の低下でグリコーゲンが貯められなかったり、グリコーゲンからブドウ糖を作れなかったり、ストレスで副腎疲労を起こしている場合も同様にグリコーゲンの分解やアミノ酸からブドウ糖を作る糖新生が上手くいかず、起きてしまいます。
このような時、MCTオイルが使えます。

低血糖対策にMCTオイル
低血糖が起きた時、日中なら飴玉やお菓子のラムネを口に入れると、素早く血糖値を上げることが出来ますが、MCTオイルを使うことも有効です。(インスリンを使っている方はやらないで下さい)低血糖が起きる人は上述しましたとおり、グリコーゲンをブドウ糖に分解したり、アミノ酸からブドウ糖を作る糖新生によりエネルギーが上手く作れない人です。これを補助するために、素早く分解、吸収、利用することのできる中鎖脂肪酸(MCT)が有効です。

例えばトンカツを食べた時、そのお肉や油の脂肪酸(長鎖)は胃で加水分解→膵リパーゼ、胆汁酸で乳化→小腸で吸収→リンパ管→抹消→やっとミトコンドリアでエネルギーになる、という経路をたどりますが、
MCTは、胃で加水分解→小腸で吸収→門脈→肝臓でβ酸化→ミトコンドリアでエネルギーになるか、ケトン体になり脳や筋肉組織で即使われます。
低血糖ぎみの人のブドウ糖作りの補助をしてくれるわけです。

私は次回のファスティング時、就寝前にMCTシェイクを摂って実験してみようかとおもいます。もちろん、自己責任。
夜間低血糖は日中の副腎疲労やグリコーゲンの貯蔵が出来ていないことが原因で、夜間の糖新生が出来ていない事が原因ですので、補食をチョイチョイ摂る事が大事ですが、ファスティング中は補食をとれませんので、就寝前にお腹がもたれないMCTを摂ってみようとおもいます。夜間低血糖が改善されるかどうか、次回のデータまた投稿します!

#ケトジェニック  #MCTオイル #MCT

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?