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[Blender]画ブレユニットを作った

画ブレについてはCamera Shakifyというアドオンがあってかなり普及していると思いますが、ロールを抑える等の細かい調整が効かなかったり、シーンをリンクコピーした時に不具合の元になったりするので、Fカーブモディファイアのノイズを使う事にしました。
が、このモディファイア、アニメーションのモディファイアでありながらどの数値にもキーが打てません。
という事で諸々調整出来てキーも打てる、画ブレ用のユニットを作りました。

任意オブジェクトのカスタムプロパティの値をノイズモディファイアで揺らしておいて、その値を影響度用に用意したカスタムプロパティの値と掛け合わせたものを回転値に流し込む。というものです。自分はエンプティに仕込みました。

source_shakeがノイズモディファイア用のプロパティ。strength_shakeが揺れの強さをアニメーションする為のプロパティ。vibは振動系。名前の付け方は見やすい様にする為。
cameraShake用のモディファイア
振動系用

これならstrengthにキーを打てます。
複数の質の違う揺れを足したければいくらでもノイズモディファイアを足せば良いし、sourceにキーを打てば自分で作ったカーブも足せるので意図的な揺れも作れます。
ノイズモディファイアの深度(Depth)の値を調整すれば結構良い感じの揺れを作れます。

それが出来たら回転値にドライバーを追加して、sourceとstrengthの数値を掛ける式を入れます。

モディファイアの数値と影響度の数値を掛け合わせる。

これをカメラツリーの任意の場所に親子付けして使います。
エンプティではなくカメラオブジェクトに直接仕込むこともできますが、それだと多分使いにくいです。

自分のカメラツリーはこんな感じ。

そもそもモディファイアの数値にキーが打てればこんな面倒な事は必要ないんですが😅

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