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【映画】トロールズ ミュージック☆パワー

鑑賞日:2020年10月24日
場所:ユナイテッド・シネマ としまえん

数年ぶり?に映画を観てきた。
好きなもののパワーなのでしょうか。いや、それだけではないですね。

時期的なもの、自分の体調とか色んなものと「推し」が絡んで「行こう」となりました。

『トロールズ ミュージック☆パワー』なる作品を「映画館で」観ました。

私にとって、映画館で観ることがとっても重要で。

1年前位に興行収入ないドキュメント映画(映像?)をクラウドファンディングの支援として映画館観たのですが、興業というか配給されている映画を映画館で観たのは、私の記憶が確かならばなのですが、23年ぶりなのです。

私が思い出す映画館で観た映画はカールスモーキー石井さんが本名石井竜也としてメガホンとった『ACRI』って作品、その前年に堂本剛さん版の『金田一少年の事件簿』の映画(水川あさみさんが俳優として演技した最初だったような記憶)です。そこからクラファンで観たものの間の映画館での観た作品の記憶が欠落。でも観ていたとしても15年位は本当に観ていないので、本当に久々。

先に貼り付けたTwitterの通り、パニック障害になってから少し暗い場所が苦手で(暗転はもっとダメ)大音量とかまぁ、苦手で反応してしまう事が多くなり、しかも途中でおトイレ行きたくなる場合が殆どで、好きなアーティストのコンサートでトイレに行くのが嫌で真剣におむつする事を考えていた位だったのです。

だからコンサートなどの席は重要で、毎回チェックするのは席と出入口、という状態なのです。

私が過去に観てきた時の映画館は、まだ指定席制度が浸透してない、いや、なかったかもしれない頃で、予約制になって初めて利用したので、立ち上がりやすい所、非常口に近い所をチョイスする事が出来ました。最高だよね、自分で席とれるの。そして椅子も小さい場所でもいい椅子ですね。もう本当に全然文化を知らない人になっておりました。


今回は、「推し」が声優で出ていたし、情報も事前にYouTubeなどで結構見れていたし、時間が90分程度だったのでどうにかなりそうかな?と思ったのと、穏やかな映画だった、なんて事も相まって。そして今週末を逃すと観れないらしい事がわかっていて「よし!」とかなり気合を入れて観に行きました。

同居人が一緒についていってくれていたのもあり「リハビリ」と称して。


結果、最後まで席を立つことなく観ることができました。(Twitterに書き込みしたら状況をわかってコメント書いてくれた人がいたのも嬉しかった)

トロール、って私の世代は映画のようなカワイイ妖精ではなくて(私個人の意見ですが)怖い人形の一種、という括りで、高校生の時に先生から貰ったのですがそれが怖くて仕方なかったのです。(妖怪にも見える位私は怯えていて、捨てる事も怖くて出来ず、かなり大人になって「大変申し訳ござません」っていいながら捨てたような記憶が…それも結局捨てられたのか思い出せない)

時代を経て現代のトロールズはとにかくかわいいし、様々なキャラクターが出てきていて、沢山の種類が楽しそうに住んでいる世界でした。

ここからは少しネタバレ?的な表現もあるから、観てない人、内容知りたくない人は見ない方がいいよ。




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良い歴史として伝えられていた事が実は・・・良いように歴史を捻じ曲げてしまっていたポップトロールの世界。
世界統一することがいい事、と思っているロックトロールの世界。
それぞれの音楽の世界で争いをしないよう生活するトロール達。
そんな中で、ブレーキ知らずのポップトロールの女王になるべく動いているポピー。色んな事をいっぺんに学んでパンクしそうだけど、元気で行動的な女王はその行動力と仲間の(喧嘩とかを含めた)支えで様々な事を学んでいくのですね。
ポピーの事が好きだけど言えないブランチ。ポピーとはちょっと違って冷静な判断も出来る。ポピーみたいな行動力は無いように見えて、実はかなりある。ポピーと一緒に行動するし、冷静に判断してついていくことが出来る。ポピーにしっかりと意見を言う事が出来るようになって(いや、ポピーに対してはきっと前から言えていたけれど、気付いていなんだろうな。喧嘩になる程言える、って事では今回が初なんだろうけれど)本当の関係性ができるようになっていく。大切な存在。

ポピーって人間界で言う「天才肌」。周りのサポートないとダメ。その筆頭がブランチなんだよね。「プロデューサー」的な役割。でもそんなブランチもポピーに教えられるんだよね。ポピーはすごい信じる力があって「絶対できる」って根っから思ってる(本人自覚ない位)天然さんなんだけど。それはそれですごい能力だと思うのよ。危なっかしいけれど。

「守らなきゃ」って結構戦闘態勢になってしまうんだけど、本来は戦わず過ごしたいよね。武力で対抗しちゃうんだ。でもポピーは「武力なし!」を信条にしているし。「みんな違っていい」を伝えてくるし。

私は感激屋だから普通に映像観てて泣いちゃったし。

武力なしで平和にできないもんなのかなぁ・・・ってちょっと思ったよ。


吹替については、アニメとか詳しくないんですけど、
「これ、結構豪華でない?」って。使い方もちょっとだけ!とか普通だし。パンフレットには出てないけど、映画のテロップに「あれ?」って人が居たりして。そしてそれぞれ歌が上手いのですよねぇ・・・
主演のポピーである #上白石萌音 ちゃんはじめ、 #ウエンツ瑛士 さん、 #仲里依紗 さん・・・うまいです。すごく。ウエンツさんバラエティの活躍が目立つけれど、小池徹平君ともどもミュージカル向きだったのだな。すごいうまかったなぁ。仲さんはYouTubeとか拝見していると、この映画の会見とかはすごい静かにしているなぁって思っていたけれど、ロック女王バーブは格好いい。歌も普段遠慮しているだけじゃん?って位ハマってて。
プロの声優さんが脇を固めているんだけど、一気にこんなに拝見していいのでしょうか?って位出てるような気がします。各アニメの主人公とかをやられている方々が出てくるわけですから。


私が観ているドラマとかアニメとか少ないのでそこにつなげるな、と言われそうですが、ポピーってあのドラマの佐倉七瀬に似てるんですよ。ブランチが天堂先生。なぜか皆が支えたくなるような天性のものを持って信じて、猪突猛進な七瀬となんとなく似てるなぁ・・・と感じてて。七瀬の方が楽天家ではないけれど。全部同じではないけれど、一直線に向かうさまが似てましたね。


正直、配給が朝が多くて参りました。大人向けの時間が殆どないのです。
大人も観て欲しい、という割に、大人が観る時間帯はほぼなし。
朝一でないと観れないのです。大変だった早起き(笑)
子供も観れる映画だけど、連れて行くのは親だよ・・・って思ったよね。


エンドロール見ながら凄い沢山の人がかかわっていて、中々ロールが終了しない(笑) 私の知り合いにアニメ関連のお仕事をしている人がいるけれど、こうやってロールに名前が載るっていいなぁ、って思ったり。長い中「あ!あった!」って見つけられたら嬉しいよね。私の仕事は名前の残らない仕事だからちょっと羨ましくも感じたり。


久々の映画は、始めの方で一時パニック障害ホルダー的に不安な時間がありましたけど、それを過ぎたらずっと普通に観ていました。個人的なリハビリも含めて観れて良かったな。
殺しあうような映像とか、スピード感が強い作品は観れないけれど、このような作品を観れた、という経験値が得られた事でまた経験値を積みたいな、って少しだけ思えたよ。


トロールズ、私が観た所は今週の木曜日で終わりみたいだし、早い所ではもう終了していたので観ようと思っている方はチャンス逃さぬよう。

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