「引き寄せの法則」の落とし穴
今回は、「引き寄せの法則」というものがブームになった時から、私がずっと感じている"何処か腑に落ちない違和感"に付いて改めてお伝えしています。
人は皆「自分の人生の運を良くしたい」と願うものですが、それを受け取るには「それ相応の資格が要る」という事を私は思います。
だから一見「引き寄せの法則をとても上手に駆使出来ている様に見える人達」が、実生活で果たして「本当の幸せを掴んでいるかどうか」というのは、又別のお話になるという事を私はシビアに思います。
でも人間というものは見栄っ張りのエエかっこしいなので、多くの方達が外部に向けて「さも幸せそうに振る舞う」という事をしているのではないでしょうか。
でも、そうした事も「自分を偽る」という事になるので、そうして自分の真実から目を背けている限り、知らない内に心身を蝕まれてしまうのだろうなと、
私は多くの方達の人生を拝見して、そう感じている一人でしょうか。
「人生の失敗者になりたくない」という"自分で勝手に作り上げた拘り(=世間や社会から無意識に植え付けられた価値観から生まれるもの)"に頑なに執着せず、
自分の身体の声に素直に耳を澄ませて、「今自分はどの様な状態なのだろう?」という事を、自分を美化せず真っ直ぐに見つめるという事が、
実は人生の最大の課題であり、非常に勇気が要る事なのだと思います。
もし勇気を持って、そうした"火の輪"をくぐり抜ける事が出来たなら、初めて私達はそこから「本物の幸福」に向けての新たな一歩が踏み出せるのだと私は思う一人です。