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2023/12/29(金)19:30ラブホテル



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ラブホテルで待ち合わせ、セックスをしてどちらかが先に部屋を出るという最近のデート。人混みは目撃されるリスクがある為で、今年最後のデートもそうだった。会い続ける為にはやむを得ないこと。

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SEXの途中何気なく「バレないようにして!会えなくなるから。」と言った途端、中野くんが興奮しだしたのがわかった。私の中に入ってた中野くんの身体の一部分が強く興奮してた。

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中野くんの将来や同棲する彼女の気持ちを考えると私の存在は邪魔でしかない。突然の結婚報告や彼女の妊娠報告に耐えられる自信もない。冷静に会うのをやめようとする私のその行動に対して「ほんと、そういうのだけやめて」とお願いされた。「中野くんの幸せを真面目に考えてる」と言うと「eに会えている事が幸せなんだから」と言い返され、それ以上何も言えなくなる。でもそれはちがうよ。

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嫉妬する自分に悩んだり身を引こうと苦しむ私を見たくないと言う。「だよね、、めんどくさくて嫌だよね」と反省しているとすぐに「違うよ。eが悲しんでると俺も悲しいから」と言い返してくれた。ハッとした。会えない時に勝手に悩んで拗ねるのはやめよう。なるべく。


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中野くんは私の家族の事は考えないようにしているらしい。考えたって申し訳ないだけだから、と。“申し訳ないから考えないようにしている”という中野くんの言い方は一見無責任のようだけど、中野くんの彼女の存在に嫉妬してしまう私としてはそれは正しい考え方だと思った。

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「今年もたくさん中野くんに救われました」と言って中野くんを見送った。年末年始のメールはお互いに送り合わないことにした。でもずっと想ってるから。

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帰りの電車の中で書き残していた記録。
下書きから



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