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器用じゃなきゃマジックってできないの?

マジック教室をやると決まってこう言われます。
「自分不器用ですから、マジックできるようになるか心配です」
まるで往年の映画俳優さんが大量増殖しているかのようです。

心配になる気持ちはよくわかります。
小学生も習得できる内容なので大丈夫ですよ〜、
と言ってもなかなか信じてくれません。

そこで、かつて僕が僕の人生で一番不器用な状態で行ったパフォーマンスを紹介します!

今から10年ほど前、僕は利き手である右手首の軟骨を損傷しました。
医者からは完全安静をいい渡され、毎日病院に行ってレーザー治療を受ける日々。
シャンプーも左手一本で洗うことに。
どうやってお湯かけてたのか、全く覚えておりません。

そんな最中、負傷前からご依頼いただいていた出張マジック教室に行くことに。
もちろん利き手である右手は使えません。
左手1本でデモンストレーションすることも考えたのですが、敢えて僕はこう決断しました。

手を使わない。

すなわち、マジック道具に触ることなくマジックを成立させるということ。

迎えた当日、デモンストレーションを含めたマジック教室は無事成功。
極論、さわらなくてもマジックはできますし、不器用な方でもマジックはできます!
高度なものになれば器用さはないよりあった方がいいけど、練習量で全然カバーできます。
さあ、みなさま、新しいマジックのドアを開けてみましょう!

ほら、ちょうどいいタイミングでマジック教室が開催されるみたいですよ?

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