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オバチャン(小児科先生)、システムって導入するの大変だよね

2歳児を連れて予防接種に行ってきた。

たまたま予定のなかった土曜日。こうして突如ワクチン予約戦に勝利した。2軒めの小児科にワクチン在庫があったようだ。「こわい…」って早速勘付かれたけど「勇者よ!旅立ちだ!」とか「発進!」とか言いまくって連れ出した。わかる、嫌なものはイヤだ。そんなのテンションを上げるに限るのだ。大人にも必要なライフハックだ。

最近かかりつけにしていた小児科が閉院してしまって小児科難民になっているチビ。まあ小児科に限らず歯医者耳鼻科内科整形外科にしろ電話予約メンドクサイ様ですよね!今回突撃した小児科は自宅兼診療所、オバチャン医師1名オバアチャン受付1名で全部電話と紙帳簿で回してる。

診察室に入ってチビの年齢を告げたら「え!2歳ってゴメンナサイ日本脳炎受けられたかわからないから今確認するわね」って言われた。いや受けられるから市からクーポン来たし今月末3歳なるしええやんと一瞬思ったがその基準をちゃんと守れる人は医者として正しいとシステム屋さんの私も理解はするので状況を見守る。

隙あらば「もうおうちにかえるー」とか言い出すチビだがもう二度足ふみたくないそれは私が困ります。資料を色々探すのが大変そうなのでその場で私がスマホで市のホームページを見つけてあげた。ほらここに書いてありますよ、日本脳炎は「未満」でも受けられる。オバチャン納得してくれてようやく注射器にGo。

色んなワクチンが供給不安定になってるんだろうか、インフルも予約しないといかんのかな、町医者さん向けワクチン在庫管理と診療予約システム良いの作ったら売れるわ

と言いたいところだが。

まあググると実際は結構な数「クラウド診療予約システム」みたいなのってすでに世の中にあるもので、何故でしょう、もう電話で予約、紙の予約簿で管理、家族で診療所営んでて今更「くらうどってなにそれ美味しいものでございますか」的な町医者さんにはそれすらも移行と運用の手続きのほうが煩雑になってしまうのだろうなあ、そこまでセットで解決してあげないと導入できなそう、受付のオバアチャンもお疲れさまでした、と思った土曜日でした。

がんばりました。以上

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