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転職が多く勤続年数が1年未満でも住宅ローンを組むことができた理由

  • 頭金は準備できて収入もあるけど、転職したばかりで住宅ローンを組もうにも勤続年数が満たなそうだと心配な方

  • 転職回数が多く、住宅ローン審査に通過するか心配な方

持ち家を購入するのに必要な資金が準備できたが、転職が多くて住宅ローンを借り入れできないんじゃないかと悩んでいませんか?

よく、住宅ローンを組むには同じ会社で勤続年数が1年以上ないといけないと聞きます。

お金はあるのに、転職が多いばっかりに勤続年数の条件が満たせなくて住宅ローンを借りることができないというのは悩ましいところですよね。

この記事では、1年未満の勤続年数でも住宅ローンの審査に通り、分譲マンションを購入することができた体験談について紹介したいと思います。

★勤続年数1年未満で住宅ローン審査に通過するためのチェックポイント

  • 転職先が同業種か、異業種か

  • 転職の理由が「ポジティブ」か「ネガティブ」か

  • 信頼できる仲介業者と協力できるか


転職組が住宅ローンを組むときのチェックポイント


勤続年数が1年未満でも、同業種なら大丈夫な可能性大

私が住宅ローン契約を締結できたタイミングとしては、今の会社を一回辞めて転職し、転職先で後悔して出戻り転職をしてから約10ヶ月後のことでした。

この時点で職場を2回変えているわけですが、住宅ローンの審査に通過しております。

通過の理由は残念ながら聞き出すことはできませんでしたが、おそらく同業種間の転職であったからではないかと考えております。私の場合はITという業種で一貫していました。

また、住宅ローン審査のために書かされる書類として『職務経歴書』があります。

ここでの『職務経歴書』は転職の時に書くものほど厳密な内容は求められないのですが、記入する内容として以下のものが求められます。

  • 会社名、住所、事業内容

  • 在職期間

  • 年収

  • 転職理由

この中でも特に、転職理由については「キャリアアップのため」など、ポジティブに書くことを強く推奨します。

「上司と喧嘩したため」や「年収が低いため」といったネガティブな内容を書いてしまうと、銀行から「そんな些細なことで仕事を変えてしまう人なんだ」と思われてしまい、住宅ローン審査の通過率が低くなります。

・・・と、仲介業者の方から聞きました。
とはいえ、転職の際に記入する『職務経歴書』であっても、そんなネガティブな転職理由は記載しないように一般的に言われていますので、よほどのことを書かない限りは問題ないと思います。

ただ、銀行によって、審査の基準は当然違いますので、いろいろな銀行にチャレンジするのもありかもしれません。

一方、銀行によって利率が異なりますので、たとえ審査に通過したとしても利率に納得がいかなければお断りすることも考えましょう。

とはいえ、「同じ業種で一貫していて」「転職理由をポジティブに書いた」からといって必ず住宅ローン審査に通過するというわけではなく、私の場合一度審査落ちをしております。

それでも再度別の銀行に審査申し込みをしたところ通過することができました。その理由については、次に説明する項目が大きかったと考えております。

実績があり、信頼できる仲介業者を選ぶこと

私は不動産仲介業者のご協力のもとで住宅ローンの審査申請を行っております。

地元の不動産仲介業者に大変お世話になり、マンション購入までの諸手続きや住宅ローン借り入れをスムーズに行うことができました。

自分ひとりで住宅ローンを組んで、売主と契約を交わして・・なんてことをしていたら、今現在もアパートに住んでいたことでしょう。

住宅ローンの借り入れができた銀行も、その仲介業者とお付き合いがあったようで、その分便宜を図っていただいたのかもしれないと考えると、実績があって、信頼できる仲介業者と物件を探しに行くのがベストだと思われます。

ご協力いただいた仲介業者は地元で10年以上もの長い年数営業し続けており、実績・信頼ともに素晴らしい会社でしたので、ある意味これも「縁」だと考えています。

加えて、住宅の購入というのは人生の一大イベントですので、よほどの専門知識を有していない限りは不動産仲介業者といったその道のプロのもとで実施することを強くおすすめします。ただでさえ、不動産の契約内容はややこしいですからね・・・

いずれにせよ、物件探しの際には仲介業者にお願いすることになりますので、住宅ローンの契約を検討する時点からお世話になることを考えてもいいかもしれません。

勤続年数以外のチェックポイント

さて、住宅ローン審査通過に必要なステータスとして「勤続年数」がよく注目されますが、銀行が何に注目するかといえば、

その人に、住宅ローンを返せる能力があるか

ということが最大の注目ポイントですので、勤続年数が長いからと言って住宅ローン審査に通過するとは限りません。

  • アルバイトや契約社員ではなく、正社員

  • 多額の借金を抱えていない

  • 健康である

  • 安定した職種に就いている

といったことも注目されるようです。

私の場合ですが、過去に同じアパート内で2回も部屋を移った経験があり、それが原因で審査落ちしたこともあります。

そんな経験はめったにないと思いますが、「こうも頻繁に部屋を移動する人は何か問題を抱えているのではあるまいか」と疑われますので注意してください。

まとめ


★転職が多く勤続年数1年未満の人が住宅ローンを借りるためのまとめ

  • 転職後1年未満でも、同業界なら住宅ローン審査通過のチャンスはあります。

  • 信頼できる仲介業者と協力することで確率が上がります。

  • 結局は、住宅ローンの支払い能力があるか否かで判断されます。

トータルでの社会人経験が5年を超えていても、転職が挟まると勤続年数として見られない・・と思われがちですが、キャリアアップなどポジティブな理由での転職であればコンティニューとみなされる場合が多いです。

将来的に独立起業したり、個人事業主になるとしても、「クレジットカードの作成」と「ローン契約」はサラリーマンのうちに実施しておくことをおすすめします。

サラリーマンの信用度って、想像以上に高いんですよ。

私はまだサラリーマンしておりますが、個人事業主の仕事仲間に話を聞く限りではクレカの審査は通らないわ、住宅ローンを組もうにも門前払いをくらうそうです。

特にIT業界は転職が多い業界ですので、住宅ローンを組もうと思ったタイミングで勤続年数が1年未満であることも珍しくないと思っています。

転職してきた業種が一貫していて、信頼できる仲介業者と一緒に家探しをできる状況であれば、住宅ローンを組むチャンスはあると思います。

以上です。

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