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猫型ロボット55號の日記◉9月「トイレと砂時計と」

新品のときと気持ちは変わらないけれど、ボディの部品にそろそろガタがきている『猫型ロボット55號』(人間の年齢で55才)。そんな彼(もしかして彼女かもしれない)が、9月30日という日付にしみじみしています。たしかに明日になれば年末までちょうど3ヶ月。刻の速さが高速化している55才あるあるです。でもね、それも考えよう。思ったときが吉日。やりたいことは速攻やらなけれはならんのです!そんなことを考えさせてくれる、ん、考えさせてくれるかな…55號の独り言。

トイレと砂時計と

うちのトイレには便座に座ると見える位置にカレンダーが貼ってあります。(ロボットがトイレ行くのか?とかそんなことは流してください、トイレだけに)契約している保険会社さんに頂いたカレンダーです。細かく言うと、所謂12枚綴りの壁掛けカレンダーの表紙部分です。よくあるタイプだと思うのですが、この表紙部分には12ヶ月分の一覧がプリントしてあります。

先日トイレで用を足しながら、その一覧の9月、10月部分を眺め「もう今年もここまで来たの?」と思ってしまいました。当たり前ですが1年、12月あるうちのもう9と10個目の位置。えっ?もう残り3個しかないの?って感じです。思わず朝のトイレで、時間の経過を視覚的に捉える事の大事さを再認識させられました。昔、知り合いの教育関係者の方が「幼児教育で時間の概念を教えるのに砂時計はとても優れている」とおっしゃっていたのを思い出しました。年間一覧のカレンダーのタマは砂時計みたいに、僕に「もうこれだけ時間は過ぎたよ」「もう残りこれだけだよ」と教えてくれるのです。

一覧ってわかりやすくていいな、視覚情報ってやっぱり大事だな、と思いつつ今更ながら、本当に今更ながら、と言うか身も蓋もないことを言うと…と言うかこんな事を言うと「このロボいよいよ壊れたかな?」と思われそうで大声で言えないのですが「1年12ヶ月って短くない?少なくない?」個人的な感覚で言うと「1年36ヶ月」くらいは欲しい。あれ?1年が36ヶ月なら自分まだ10代ってこと?めちゃめちゃいいやん!それって!あ〜言いたいこと言って胸のつかえも取れてスッキリ!トイレだけに。

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