[NeosVR]今すぐ遊べるneos内ゲームの世界
NeosVRについての印象を調べてみるとこんな意見が多く出てくる。
「クリエーターとは相性がいいけどそれ以外の人は楽しめなさそう」
この意見は一理ありそうに見える。
実際NeosVRはクリエーターが活躍できるように設計されているアプリだけど、だからと言ってそれ以外の人が楽しめないと思ったらそれは大間違い。
そう、クリエーターがたくさんいるという事は、常に何かがたくさん作られてるという事であって、クリエーターが多いのは欠点どころかむしろユーザーにとっては利点でしかない。
おそらく本当の問題は外の人たちがその実態を知らないからだろう
と思い立ち、今回はneos内で作られたものの中からゲームワールドの極一部を書き連ねてみる。これでも面白いゲームを全然紹介しきれていない。
neosは無料で遊べるし、デスクトップモードもサポートしてるので気になるものがあれば試してみよう。
前置き
ゲームを紹介する前に、いくつか注意点
●ゲームによってはVRでの操作を前提にしているものもあるため、デスクトップモードでは正常に動かせない場合あり。
●neosdb//~で始まるURLは、NeosVR内で貼り付けると取得できる共有フォルダ。
●NeosVRをインストールした状態で「ワールドURLのリンク」をクリックすると、自動的にNeosVRが起動してワールドに移動する。
●KFC(ゲーム内通貨)をもらうにはneos公式ページのクライアントからインストールが必要。(Steam版だとKFC機能は使用不可)
パズルゲーム
■TETRIS
□属性
テトリス、シングルプレイ専用
□解説
テトリスをVRで楽しめるようにしたものでラインを消す速さを競う。
ゲームをクリアするとタイムに応じてKFCがもらえる。
Len等の近代的な要素は一切ない、最もクラッシックなスタイルなので遊ぶ際は要注意。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/G-PolyLogiX/R-99ae9069-72d2-4075-89f8-c9ece560d96f
■Daruma VR Battle
□属性
シングルプレイ対応、マルチプレイ対応
□解説
だるま落としをモチーフにしたパズルゲーム。
ゲームを開始するとこまが大量に並んでいるので、横にスライドしたり上下の順番を入れ替えて色をそろえてすべて消すことでクリアできる。
対戦も出来て、その場合はより早くすべてを消した方が勝ち。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-Hamadori/R-e577eeec-d86f-4339-9f29-597e6f5c25d8
■puyo-the puzzle game
□属性
ぷよぷよライク、マルチプレイ対応
□解説
いわゆるぷよぷよをNeoVR上で再現した物。
キャラを選べてプレイヤー同士で対戦も出来る。
ボイスもNeosVR内で収録された物らしいです。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-kinoko-b/R-79ed1b93-8aa6-4e36-86c0-a4590d119b4a
レースゲーム
■Panorama Hills Raceway[Fomula NEOS]
□属性
F1ライク、マルチ対応、カーレーシング
□解説
F1レーシングを模したレースゲーム。
タイヤの摩耗度、芝生に乗り上げると減速する、スリップストリームがある等、本格的なレースが可能。
中にシステムが組み込まれているので、タイムアタックや順位を決めるレースで遊ぶことも出来る。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-guheheP/R-f54aa2af-cd90-4606-b44c-d454f4689b52
■Njbank International Circuit[Fomula NEOS]
□属性
F1ライク、マルチ対応、カーレーシング
□解説
上記ゲームの別コース。
設置されている車は持ち帰って他のワールドで走らせることも可能。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-guheheP/R-eaf25859-f0fd-4f34-ba44-bcec8c7e0a10
■NEO ExpressWay
□属性
F-Zeroライク、マルチ対応、カーレーシング、近未来
□解説
カーレースではあるが、こちらはコースが広く車も近未来的なものになっている。F-Zeroのような挙動をするので上記とはまた違った感触で楽しめる。
コースが分岐しており、好きなルートを走ることが出来る。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-GONT-3/R-2d47b235-04e7-4ce3-830b-1fbf9e5352f8
■83Cource1
□属性
イニシャルDライク、マルチ対応、カーレーシング
□解説
こちらはイニシャルDを意識した挙動の車が設置されている。
走行中に右コントローラーを下に引いてる間、非常に滑る代わりに旋回能力が劇的に上がる疑似ドリフトが可能。
レースシステムも設置されているので、みんなでレースやタイムアタックも可能。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-e1ght3/R-526f06bb-7c5f-499e-8135-874009abec81
■AGRA Racing XL:Legacy RaceTrack
□属性
F-Zeroライク、マルチ対応、カーレーシング
□解説
海外コミュニティ産のレースゲーム。F-Zeroのような挙動で走る。
マシンが大きいのも特徴。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/G-United-Space-Force-N/R-9d6ed49b-925b-4ee6-a550-190b896c0eb9
アクション・FPS
■GunnGame
□属性
マルチプレイ専用、アリーナシューター、PvP、ガンシューティング
□解説
いわゆるアリーナシューター系のゲーム。
動き回りながら相手を撃たないといけないので難易度は高め。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-Gunnar0/R-d55c9834-feee-48bd-af38-7d4a167e0d55
■Aerial Guadian
□属性
マルチプレイ対応、タワーディフェンス、ガンシューティング
□解説
タワーディフェンス系ゲーム。
武器を選んで装備し、空を飛んで敵を打ち落とす。
wave毎にもらえるポイントでさらに強い武器を買おう。
ステージエディット機能も標準搭載。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/G-Shared-Project-rheni/R-5bd38fcf-c5a1-4df4-8e61-a8c67ce2a600
■Code:Null[RogueLikeShooting]
□属性
ローグライク、FPS
□解説
ランダムに生成されるマップを探索し、パワーアップアイテムを回収して最奥のボスを倒すのが目的。
銃は連射が効かないので、しっかり狙う必要あり。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-kinoko-b/R-5e9c706b-9635-4adf-9ef8-60aafd768ec1
その他
■BULLET BUSTER
属性
アーケード、ガンシューティング、搭乗型筐体
解説
ゲームセンターにある乗り込み型ガンシューティングをVR内に再現したもの。コンボの概念があり、ハイスコアを狙うのが目的。
ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-GONT-3/R-dc468294-7348-457e-ae6c-463c3b6d8c70
■TowerCrashBattle V2
□属性
砲撃ゲーム、マルチプレイ対応
□解説
砲台で狙いを定めて向かい側にあるタワーを破壊するゲーム。
制限時間内にどれだけ破壊できたかを競う。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-KPere/R-ae4afc6f-f123-4066-8d5e-275cbdd13d96
■Accelerando Invader
□属性
レトロゲームアレンジ、インベーダー、FPS、マルチプレイ:対応
解説
いわゆるインベーダーゲームをVRSTGにアレンジしたもの。
連射が出来ないのでしっかり狙いを定めて当てないとあっという間にゲームオーバーになる。
ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/G-ginjake-shared/R-72b9632d-4c55-4e66-945a-9bc99c323062
■NEOS PONG
□属性
PONG、テーブルゲーム、マルチプレイ専用
□解説
テーブルゲームのPONGをNeosVRで再現したもの。
このゲーム自体が一つのアイテムなので、インベントリに入れて好きなワールドで取り出して遊ぶことも可能。パブリックフォルダが用意してあるのでそれを保存しよう。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-Rabbuttz/R-dece3d4e-b404-4ca9-9565-eb97b0e16c54
■Neos Fishing
*上記は2020年時点のツイートなので、2021年末に大会はないと思います。
□属性
釣り、フィッシング
□解説
釣竿を垂らし、魚を釣り上げて楽しむゲーム。
パブリックでセッションを建てれば、魚を売ることでKFCがもらえる。
波の音を聞きながらのんびり楽しめるのでアクションゲームが苦手な人もお勧め。
□ワールドURL
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/G-Shared-Project-rheni/R-6023ebae-df7a-46f4-873c-0326d3e7dc73
■麻雀
□属性
麻雀、テーブルゲーム
□解説
VR内で麻雀が遊べる。
普通に遊ぶだけでなく超能力設定ができるなど超高機能。
噂では宇宙麻雀の実装に向けて開発が進んでるとか?
アイテムなので好きなワールドで取り出していつでも遊べる。凄い。
□共有フォルダURL
neosrec:///G-Shared-Project-rheni/R-b18b143d-2150-4b30-afa9-f54885ff9550
[オマケ]とあるNeosVR民が観測するVRゲーマーのスキル事情
*ここではVRを使ったものをVRゲーム、既存のモニタを使った一般的なFPSゲームをPCゲームと呼んで区別します。
皆さんはVRゲーマーと聞いてどんなプレイヤー像を思い浮かべるでしょうか?
恐らくこういった感じだと思います。
一般的にVRゲームは3D酔いが起こらないようにゆっくり動くなどの工夫されていることからそこまでゲーム速度が速くなく、マウスやコントローラーを使うPCゲームと比べるとプレイヤーのスキルも大したことないと思ってる人も多いんじゃないでしょうか?
そんな皆様に、VRゲーマーの最先端の姿をお見せしましょう。
VRに適応した最先端の人たちはこんな感じで重力がぐちゃぐちゃな空間でも普通に走るし跳ぶしロケットにも乗るしで、もはや普通のPCアクションゲームで遊ぶのと変わらないレベルでアクティブに飛び回っています。
重力がコロコロ変わるのは流石にクレームが来るかと思ってましが、普通に楽しんでたのでちょっとびっくりしました。
本編でも載せていますが、こちらはVRFPSです。
高速で動き回り、ブリンク(短距離瞬間移動)能力を備えている超高速ゲームですが、プレイヤーは特に問題なく動きながらガンガン戦っているのがわかると思います。
ちなみにレレレ撃ちとかFPSによくある技術も当たり前のように使ってきます。
また、Aerial Guadianは空を飛んで360度あらゆる方向に向かって射撃するという特殊なゲームですが、neos民は特に問題なく遊んでいます。
アクションでもこのようにスキルの高いプレイヤーはVR剣術も使いこなします。VRでは防御も攻撃も全て自分で剣を振って操作しなければならないにも関わらず、既に結構なレベルで操作出来ていることが見て取れます。
オマケでソードアート・オンライン -エクスクロニクル- Online Editionのオープンベータでボスをソロ撃破した時の動画です。
本来は複数人で撃破する想定っぽいですが、テレポート移動を駆使(あくよう)してバックハンドテレポートで攻撃を避けながら両手近接武器でひたすら殴って倒してます。
VRゲーマーにテレポート移動(ホロポート移動)を与えてはいけない。
動画があまりないため、説明としてはインパクトが弱いですが、
私がここで伝えたいのは
「あまり知られていないだけで、最先端のVRゲーマーはその高い適応能力を発揮し、既にPCゲーマーとそこまで変わらない水準でVRゲームをプレイしている」
という事です。
少なくとも、VR操作だからと舐めてかかると普通に負けます。
無論、今はプロややりこんでいるPCゲーマー相手にVR操作で挑んでもまだまだ勝負にはならないのが現実ですが、今後はVR操作ならではの独特なスキルがどんどん開発され状況次第ではPCゲーマーを上回るという事も起こってくると思っています。
例えば銃撃戦であれば、この動画のようにクイックドローを極めることでPCゲーマーがADSボタンを押して照準を合わせる前に相手を撃ちぬくといった現象がいつか起こるかもしれません。(一般的にPCゲームのFPSは腰撃ちをすると射撃精度が下がるようになっている。)
いずれにせよVRゲームにおいては自分の肉体を最大限使ったプレイスキルを求められます。
きたるVRゲーム時代に向けて、今から体を鍛えたりスキルを磨いておくのも良いのではないでしょうか?
*今後VRのゲームが広がり本格的に遊ばれるようになった場合、たぶんVゲーマーとゲーマーみたいな感じで区別されるんじゃないかと予想してます。
あるいはゲーマーというのがVRゲームを指すようになり今までのゲーマーが違う呼び名になる可能性も。
要はVRとPC操作ではそのぐらい違う道を歩むと思ってます。
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