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修羅の世界

修羅の季節

しゅら【修羅】 の解説
「阿修羅 (あしゅら) 」の略。

1 「修羅道」の略。

2 醜い争いや果てしのない闘い、また激しい感情のあらわれなどのたとえ。

3 大石・大木などを運搬する道具。そりの一種。修羅車 (しゅらぐるま) 。

メダカは、初夏から初秋にかけて修羅の世界に突入します。

メダカは修羅-その1- 卵を食べる鬼(=親メダカ)

メダカは、初夏から初秋の間、抱卵し、水草などに卵を着けます。

すると、大変恐ろしい事態が起こります。
なんと、親メダカが卵を食べているじゃありませんか?!

「これぞ、修羅」

メダカは修羅-その2- 子を食べる鬼(=親メダカ)

メダカの卵は、水温が25℃くらいだと約10日から14日間で孵ります。
孵化したばかりのメダカを針のような子メダカであることから「針子」と呼びます。

食べられずに孵化した針子たちに試練の刻が訪れます。

そうです。鬼(=親メダカ)が襲ってくるのです。

メダカは、口に入るサイズであれば、なんでも食べます。
例え、それが自分の子供であっても…

「まさに、修羅」

メダカは修羅-その3- 終わらない修羅場

親メダカに食べられずになんとか生き残った針子。成長の早い個体では、約1ヶ月くらい経つと、卵を産める身体に成長します。
そして、抱卵し、卵を生みつけます。

…はい、食べるんです。卵を。。子供を。。。

つい1ヶ月前のことを、こいつは忘れているんです。

「これぞ、修羅」

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