【中学受験】どうする?我が家の中学受験④
・受験日まで646日
少し長くなりますm(_ _)m
やっと週3回通塾の生活リズムができ、息子の部屋も大幅に模様替えをし、色々整えてこれから...という時でした。
ある夜、いつも通り自室で勉強していた息子が突然ポロポロ泣き出し、
「今までも“中学受験もう無理”って思ったこと何度もあったけど...。
続けてきたのは僕が自分でやりたいって言って始めたことだから。
あとは、いつも最後にお父さんが『もうちょっと頑張ってみたら?』って言ったから...」
「5年生になって勉強難しくなったし、わからないこと増えてきてるし、成績もっと上げられる自信ない。辛い...。もうやめたい」
と。
「でも、勉強から逃げようとしてるわけじゃないから。高校受験に向けて、毎日の勉強は続けるよ!
色んな人から聞いて高校受験の大変さも知ってるし。生活面ももっとちゃんとしなきゃだし、高校受験の方が楽だなんて思ってないよ!
だけど、もう中学受験勉強続けるのは無理なの。塾辞めて、国語と算数は公文に戻りたい。英語は今より頑張って早く英検3級取りたい。
今回は誰に何を言われようと、中学受験やめるって決めてるから。お父さんや塾の先生に止められても」
と続きました。
全て吐き出した感じでした。
中学受験撤退宣言!
小5息子が塾の宿題の解答を写してしまったのも、私に嘘をついてSwitchを持って遊びに行ってしまったのも、今の生活に限界を感じ始めた兆し...。
正直、無理矢理このまま続けさせれば親子関係もメンタルも崩壊するのでは?という不安もありました。
今までの息子はというと、気持ちに波があってもスイミングは9年、公文英語も4年以上続けていて、何でも簡単に投げ出すタイプではないと思っています。
その時、咄嗟に私の口から出た言葉は、
「◯◯の人生なんだから自分で選択すればいいと思う。
◯◯が中学受験したいって言ったから今まで全力で応援してきたけど、お母さんは絶対に中学受験をしなきゃいけないなんて思ってないの。
高校受験という選択をするのであれば、そっちの道に向き合って進んでいくだけのこと」
「ただね、選択によって人生って変わってくるものなの。出会える人も違ってくるし、環境は人に大きな影響を与えるんだよね。
あと、1つ忘れてはいけないのは、ここで中学受験をやめるとすると...、まず◯◯が行きたい学校2校は高校では募集がないから入れるチャンスが無くなるってことだよね。やっぱりあの学校に行きたかったぁって後で思っても、高校受験でリベンジはできないんだ」
「うーん...、でもまぁ、ここまでよく頑張ってきたと思う。
お母さん、2人で一緒に勉強してきたこの1年が本当に楽しかったから、◯◯も同じ気持ちかなって思っちゃってたの。そこまで辛いと思ってるなんて気付けてなかった...。
ここまで頑張ってきて。
成績も上がってきて本当に残念だけど...仕方ない。仕方ない、なんて言葉が相応しいかわからないけど...、うん、頑張ったよね」
話しながら涙が溢れてきて、必死にそのようなことを伝えました。
「お母さん、人生って結局結果が全てなの?」
と息子に聞かれて言葉に詰まった私。
「過程も大事だよね」とか「どんな結果になろうとも、そこからどうするかだよね」など冷静になれば言えたかもしれませんが、その時は
「世の中、何事も結果に左右されることが多いよね...」
と言ってしまいました...。
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ここで、改めて我が家の中学受験について。
今までの出来事は過去の投稿でご紹介させていただきましたが、核心に触れていませんでしたね。
そもそも、なぜ夫婦で
“中学受験どうしようか”
という話になったのか。
遡ると...、息子の中学受験を考え始めたのは実はまだ息子が幼稚園に入る前のことでした。
それは、ただ単に私達夫婦も経験したからということではなく、また、現代のグローバル教育やSTEAM教育などに興味があったわけでもなく...。
代々、医者の家系に生まれた主人は多浪経験者。残念ながら医学部に合格できず、結局全く別の道で大学院まで進みました。
そんな主人は息子に対して
自分がされたように、親の敷いたレールには絶対乗せたくない!
自由に将来を選択して欲しい!
と強く願っていました。
ただ、一方でもし仮に息子がじいじのように医者になりたいと言い出した時に、公立中学→公立高校からの医学部受験は今の時代かなり難しいだろうと周りの医師達から言われていたこともあり、将来の選択の幅を広げるためにも中学受験は視野に入れた方がよいのでは?となりました。
親の私達がうっすらレールを敷き、あとは息子に選択させようというスタンスでした。どう転んでもいいように。
現実は、息子は全く医学の道には興味がなく、また仮にあったとしても、とても学力的にどうなのかという感じです(T_T)
次回は私自身の気持ちの整理と、息子の思いを主人がどう受け止めたか、そして夫婦の話し合い?(会話)についてお話します。
もうじき母の日ですね(^-^)
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