見出し画像

雑多

先週胃腸炎になりました。
18歳で一人暮らしを始めて毎年、年一回大きい病気をしていますが今年はどうやら胃腸炎らしい。いやーまじできつかった。みなさんお気をつけて。

一人暮らしで体調を崩すとこの広い世界に一人ぼっちであることを実感する。頼れる友達も恋人もいない。我ながら笑えてくるぜ。体調不良になるたびに「絶対彼氏か友達作ろう」と心に決めるけど、元気になるとそんなこと微塵も思わない。調子がいい奴である。

胃腸炎のせいでカネコアヤノのライブに行けなかった。最悪だった。悲しかった。でも、めちゃくちゃ自分っぽいとも思った。旅行に行けば目当ての店が臨休なのも、エレベーターは大体自分のいる階に無いのも、信号は大体私の前で赤になるのも。微妙についていないのが私の人生だ。



同期が「この人生が40年も続くなんて長すぎる」と愚痴ってびっくりした。まあ普通そうなんだけど、私はこの仕事を死ぬまで続けるつもりはサラサラないし、長くて2年と決めているのでそういう当たり前を聞くと驚いてしまう。
同い年先輩にも「いつか地元戻るとか考えてるの?」と聞かれて正直に答えるべきか分からず誤魔化してしまう。
今の仕事は楽しいけれど、長く続ける気はないのだ。


ストレスの根源は人間関係と信じて止まないので、今まで極力人間関係を排除して、仕事も対人ではない仕事を選んできた。後悔はないし、この生き方も気に入っている。でも、1人は寂しいし、生きている以上人間関係を0にするというのは絶対に無理ということに薄々気づいている。「勝手に縁切って寂しくなることをもうやめた。」そう決めても長年の癖がなかなか抜けなくて矛盾することもある。人間らしい自分に笑える。人間関係は嫌いだけど、人と話すことは興味深いし、出会いはいつだって素晴らしくときめき溢れるものだと思っている。楽しくいたい、ニコニコしていたい。それだけは忘れずにいたい。


おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?